発達障害の検査。子どもに「診断名をつけること」は目的じゃない
誰のための診断なのか、ゆっくり考えてみよう。答えを出すのは家族のペースで良い。
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病院へ行き、診断を受けるのは子どもです。親ではありません。
現実を受け止めることは難しいかもしれませんが、親の都合や気持ちで子どもの自身の成長のキッカケを遅らせてしまう一方では、子ども本人のためにはならない、と考えるようになりました。
診断を受けるということは、その子に必要な支援がどんなものか?周囲はどう支えたらよいか?をきちと知る機会なのです。
診断に行くことは、「障害のラベル」を子どもに付けることじゃない。
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私も診断を受けた直後はショックでしたが、時間の経過とともに大事なことに気づきました。
診断名だけにとらわれず、まずは子どもが困っている事にきちんと注目するということです。
診断の有無に関わらず、子どもの成長は人それぞれです。。理解のはやい子・ゆっくりな子、運動の得意な子・苦手な子、おしゃべりな子・大人しい子…。
子どもの苦手なことが見えたら、どうすれば伸びるかを考えますよね。発達障害の診断がある子どもに関しても、基本的には同じような考え方でいいのではないでしょうか?
診断名にとらわれすぎず、今目の前にいる自分の子どもが困っていることや、苦手なところに寄り添い、サポートをしていけばいい。そう思っています。
もし、発達障害かもと心配していながらも、病院に行く一歩を踏み出せずにいる方…少し立ち止まってゆっくり考えてみませんか?
「診断を受ける」ということは、子どもに「障害」というラベルを付けることではないと思います。診断は、子どもが困っていることに気付き、子どもに合ったサポートや学び方をきちんと考える為のもの、なのですから。
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