子育て情報『ダウン症の治療法は?効果的な治療薬は存在するの?合併症の治療、療育、最先端の研究までご紹介します』

2017年7月20日 20:15

ダウン症の治療法は?効果的な治療薬は存在するの?合併症の治療、療育、最先端の研究までご紹介します

ダウン症がある子どもは、筋肉の緊張の度合いが低く、体が柔らかいことが多いと言われています。そのため、寝返りやお座り、つかまり立ち、歩行など一連の運動発達がゆっくり進むようです。また、歩き始めても、足底の親指側に体重がかかってしまう外反扁平足になりやすいため、靴の中に足をサポートする足底版を入れることをすすめられることがあります。

◇耳や目の問題
聞こえの問題や、遠視や近視、乱視など見え方の弱さがある場合には、補聴器やメガネの装用をすすめられることがあります。また、滲出性中耳炎にも罹患しやすいため、耳を気にする様子などがあったら耳鼻科を受診してみてください


ダウン症のあるひとの医療費、養育費のサポート

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132111822

ダウン症がある子どもには、特に乳幼児期に合併症の手術などで高額な医療費がかかることがあります。金銭的負担を軽減するために、いくつかの医療費に関する制度を利用することができます。

・乳幼児医療費助成制度
自治体から医療費が助成される制度です。利用には年齢制限があり、各自治体によって定められています。
ダウン症、障害の有無に限らず、対象年齢内のすべてのお子さんの医療費が助成されます。

・小児慢性特定疾病医療費助成
ダウン症は小児慢性疾患の対象疾病になっています。合併症のうちいくつかの疾患で長期にわたる治療を要する場合に、小児慢性特定疾病の医療費助成が受けられます。助成には条件がありますので、病院のソーシャルワーカーや各都道府県の担当部署にお問い合わせください。

https://www.shouman.jp/details/13_1_14.html
参考:小児慢性疾患

・特別児童扶養手当
医療費に関する制度ではなく、子どもの養育のための手当が支給される制度です。支給される条件は各自治体によって異なります。

・障害児福祉手当
重度の障害のためにかかる日常生活上の精神的、物質的な負担を軽減する目的で支給されます。障害による生活の困難さによって、受給されるかどうか判断されます。


ダウン症の診断のみでは、手帳の習得はできませんが、合併症による障害があることによって日常生活に支障があると考えられる場合に、以下のような手帳を取得し、福祉サービスを受けることができます。

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