2022年11月25日 10:00
【性教育がテーマの絵本8選】「赤ちゃんってどうやってできるの? 」と聞かれたら読んであげよう!
読みながら、体に対するオーソドックスな『恥じらい』から大人が解放されてゆくことも、子ども自身が自分を宝物と思え、よりいっそう大切にすることに繋がるでしょう」
性教育がテーマの絵本 07やさしい言葉で性行為のあれこれを説明『なぜなの ママ?』
『なぜなの ママ?』 作:北沢杏子 絵:やなせたかし(復刊ドットコム)対象年齢:3歳くらいから「日本の性教育研究家の草分けである北沢杏子となせたかしさんの貴重な作品。一時は絶版になってしまいましたが、3歳から親しめる性教育絵本として再編・復刊たものです。おとうさんとおかあさんの体には違いがあります。ふたりは愛し合って、一緒に暮らし、握手したり、キスしたり……。性交については、『だっこしあったり』という表現。なので、この手の話にちょっぴり戸惑う方にも、スターターブックとしておすすめです。巻末には子どもの想像力を育み、じっくり語り合えるような見開きが待っています。とにかく元気、パワフル、生命力溢れるタッチも素晴らしい」
性教育がテーマの絵本 08多様性についても学べる『あかちゃんはどうやってつくられるの?』
『あかちゃんはどうやってつくられるの?』 著:アンナ・フィスケ 絵:さわき ちはる(河出書房新社)対象年齢:9歳くらいから「ノルウェー生まれのやや図鑑に寄せた本作品。出だしから多様性が伝わってきます。人はそれぞれ。肌の色もさまざま。すらっとした人、ぽっちゃりの人、ドレス姿もあれば、背広姿にハイヒールもいます。でも元はみんな赤ちゃんでした。ではどうやってつくられたのか。そのプロセスをユーモアたっぷりの絵で描き、プチエピソードを交えながら、楽しく、詳しく、科学的に説明してくれています。
同性愛や人工授精など色々なケースもスルーせず。まさにSDGs時代にぴったりです」
嘘つき夫「単身赴任が終わる日を心待ちにしてた」→夫の悪事を知り、秘密裏に作戦を実行。その結果…!