当てはまったら要注意! 睡眠不足な子どもが出しているサインとは?
まずは親の睡眠時間を確保するべき
我が子の睡眠が足りていない――。その事実に気づいたとき、親はどのようにして、子どもの睡眠時間を確保すればいいでしょうか。実は、親だからこそできる秘策があるのです。
睡眠文化研究所が行なった調査「都市生活における家族の睡眠の現状」によれば、親子が同じ部屋で眠る家庭は全体の80%で、子どもの睡眠は親の睡眠と密接に関係しているそうです。そして、「夜型の母親が夜型の子どもをつくる」「両親の睡眠の健康が悪いと、子どもの睡眠健康も悪い」ということが明らかになっています。つまり、子どもの睡眠時間を確保するなら、その前に親の睡眠時間を確保するべきなのです。
とはいえ、家事や仕事で忙しい親にとって、睡眠時間を増やすことは大変なことでしょう。その場合は、親子で寝る部屋を別々にしてみたり、夜行なっていた家事を朝に回してみたりと工夫してみましょう。
子どもの未来を決めかねない「睡眠」。家族で話し合い、できることから少しずつ試してみてくださいね。
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子どもの睡眠不足に気づき、それを改善できるのは、親だということがわかりました。これを機に、ぜひ家族で睡眠について話し合ってみるのはいかがでしょう。部屋の環境を整えたり、就寝時間を調整したりなど、家庭ごとに異なる最適な改善策が見つかるかもしれませんね。
(参考)
ALL About暮らし|子どもの夜型化には危険がいっぱい!
オークローンマーケティング|子どもの睡眠に関する調査結果
東洋経済オンライン|「成績のよい子」は、だいたい何時に寝るのか
ダイヤモンドオンライン|睡眠不足で脳に恐ろしい影響が?子どもの最適な勉強・読書時間とは
睡眠屋オンラインショップ|理想の睡眠時間で子供の成長の手助けを
ヤフーニュース|大人よりも深刻――子どもの「睡眠負債」その実態とは
文科省|睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果(概要)
産経WEST|「早く起きることが苦痛」塾通い・スマホで体内時計リズム“崩壊”、寝不足の子供続出…睡眠教育の効果は
睡眠文化研究所|都市生活における家族の睡眠の現状
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