“49” の失敗体験が子どもの挑戦力につながる! 過干渉にならない会話のコツ
それは子どもの自主性を育むことにも直結します。
1.子どもが何を言っても受け止める
「何を言っても否定しない」と子どもに伝われば、安心して話すことができます。
2.子どもと対等な関係になる
子どもと同じ目線に立ち、ときには子どもを頼って相談してみてもいいでしょう。
3.子どもの意見を聞く
「どこに行きたい?」「何をしたい?」と聞いて子どもの意見を尊重しましょう。「立場の強い人の意見が通る」という認識が変わります。
4.「親と話すと楽しい」と思わせる
一見くだらない子どもの発言に対して、否定したり呆れたりせずに前向きな質問を返すようにします。するといざというときに「親に話したい」と思ってくれるでしょう。
5.親も理由を考えて口にする
子どもにばかり考えさせずに、親も一緒に「考える仲間」になりましょう。
親「どうして○○なのかな?」、子「△△だからじゃない?」という会話ができるのが理想です。
6.「あなたの味方」と安心させる
たとえば意見がぶつかり合ったとしても、「何があってもあなたの味方」という絶対的な信頼があれば安心して話せます。「議論はするけど敵じゃない」と伝えましょう。
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先回りや干渉は子どもへの愛情があってこそ。しかし、いずれ子どもは成長し、親の元から巣立っていきます。そのとき子ども自身が困らないように、小さいうちから自主性や自立心を育むことが大切です。そのためにも、親自身が「見守る」忍耐力を身につける必要がありますね。
(参考)
Study Hacker こどもまなび☆ラボ|自分でできるという自信が学習意欲につながる。
「モンテッソーリ教育」成長のためのヒント【愛珠幼稚園園長天野珠子先生】
『これからの未来を生き抜くできる子の育て方』(2018年),洋泉社MOOK.
東洋経済ONLINE|「子どもを潰してしまう親」には共通点がある
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東洋経済ONLINE|家でもできる「モンテッソーリ教育」のコツ
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