子育て情報『「まだ」が持つ言葉の力――失敗を恐れない前向きなマインドセットで子どもの人生が変わる』

「まだ」が持つ言葉の力――失敗を恐れない前向きなマインドセットで子どもの人生が変わる

結果はどうあれ、その点をまず褒めてあげましょう。そして、望んだ結果が出せなかったときは、「今回はまだできなかったけど、次があるね」と声かけを。そして、「次はどうしたらいい結果になるかな?」と考えたり、話し合うことも大切。この繰り返しが、“失敗は成功への通過点” という前向きな「マインドセット」を植えつけることになります。【ポイント2】「脳の仕組み」を教える
脳の仕組みについて話すことでも、マインドセットを変えられることが証明されています。調査対象の子どもたちに「何か新しいことや困難なことに取り組むと、脳内のニューロンという物質が分泌されて脳が活性化するから、どんどん頭が良くなるんだよ」と教えました。すると、進級して勉強がぐんと難しくなっても、彼らの成績は急激に伸びたそうです。逆に脳の仕組みを教えられなかった子どもたちは、残念ながら成績が伸び悩んだと言う結果に。
“失敗で脳は鍛えられる、賢くなれるチャンス”と知ることが学びへの安心感となり、がんばる源になるのでしょうね。【ポイント3】偉人たちに学ぶ
発明家のトーマス・エジソンは「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」、松下幸之助は「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる」と言っています。歴史的人物でもスポーツ選手でも、興味を持った人の本を読むなどして先人に学び、自分のロールモデルを見つけられるといいですね。小さいお子さんの場合は、「こんな人がいたんだよ」「こんな考え方をしていたんだね」と、偉人たちの成功への道のりをかみ砕いて説明してあげましょう。
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マインドセットは自分で変えることができます。性格だと思って諦めていたことも、マインドセット次第で変えられるかもしれません。
しかし、元陸上選手の為末大さんもおっしゃっていますが、“マインドセットを変えること” は “自分の世界観を変えること” で、想像以上にとても大変なのだそう。だからこそ、まだ頭が柔軟な子どもの頃からいいマインドセットを持てるよう、大人の導きが必要なのだと思います。

「失敗は成功のもと」、昔からあるこの言葉の深さを感じますね。

(参考)
学研キッズネット|「賢い子ども」の育て方挑戦するということ
Study Hackerこどもまなび☆ラボ|失敗を成長の糧にするためのポイント。

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