「質の良い眠り」が脳を育てる。子どもの発達に規則的な睡眠が必要なワケ
また、睡眠時間は幼児は10時間以上、小学校低学年は9〜10時間、小学校高学年は9時間、中学生は8時間以上を目安にし、午後7時から午前7時までの間で眠るようにしましょう。
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眠りの仕事でもうひとつ大事なことは、「脳を育てる力」です。海馬と言う脳は、新しい知識を蓄えるために最も大事な脳で、唯一細胞分裂して大きくなります。そして、質の良い眠りをすることは、海馬の発育を助けると言われています。お子さんに良い教育を受けさせたいと願う親御さんがほとんどだと思いますが、質の良い睡眠をさせることも同じぐらい大切です。規則正しい睡眠とバランスのよい食事を毎日用意することは、親から子どもへの一番の贈り物ですよ。
文/内田あり
(参考)
西川リビング|眠育公式サイト「キッズの眠育」
SankeiBiz|睡眠の大切さを教える「眠育」って何?規則的な睡眠で不登校予防、家庭内暴力も収まる
NHK|子どもたちの質の良い眠りが人生を豊かにする
日本眠育普及協会|眠育とは
日本睡眠科学研究所|日本国内の睡眠事情
厚生労働省e-ヘルスネット|睡眠不足や睡眠障害、子どもへの大きな影響
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