子育て情報『「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!』

2019年5月23日 09:04

「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!

それこそ、ジャガイモという同じ材料であっても、それをコロッケにするのか肉じゃがにするのかを決めるのは子ども自身なのです。

そういう意味では、きちんと「自分で決められる」子どもに育てることこそ親が重視すべきことだと思うのです。自分で選んで自分で判断する――その力を子どもにつけてあげることこそ、親にとっての大事な役割だと思います。

「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!


『キレやすい子へのアンガーマネージメント―段階を追った個別指導のためのワークとタイプ別事例集』
本田恵子 著/ほんの森出版(2010)
「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!


■ 早稲田大学教育学部教授・本田恵子先生 インタビュー一覧
第1回:子どもが「キレやすい」人間に育ってしまう、“絶対にNG”な親の振る舞い方
第2回:意外と言いがち!子どもがますます反抗する、親のフレーズ3パターン
第3回:「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!

【プロフィール】
本田恵子(ほんだ・けいこ)
早稲田大学教育学部教授。中学、高校の教員を経験したあと、教育現場にカウンセリングの必要性を感じて渡米。アメリカにて特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。帰国後にスクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童、生徒を支援する包括的スクールカウセリングを広めている。2000年代からは、矯正教育の専門家を対象としたアンガーマネジメント研修の講師も務める。著書に『改訂版 包括的スクールカウンセリングの理論と実践』(金子書房)、『脳科学を活かした授業をつくる 子どもが生き生きと学ぶために』(みくに出版)などがある。


【ライタープロフィール】
清家茂樹(せいけ・しげき)
1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。

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