食材の産地をめぐって世界一周! 小3社会の学習につながる自由研究
なんて光景に出合うかもしれません。同じ食材でも売り方が違うことに気づいたら、詳しく調べてみましょう。
調べたことをわかりやすくまとめよう
スーパーで見つけたことをもとに、どんな食材がどこから届いているかをまとめていきます。日本や世界の大きめの白地図を用意し、色分けして書き込んでいくのがわかりやすくておすすめです。岩本教授は、書き込みやすく、色をぬりやすい「北海道から沖縄県までを1枚におさめた地図」や「都道府県の境界線が記入されている地図」が良いとしています。
まとめていくうちに、「地元でも採れるのに、なぜ遠くの産地からも届いているのだろう?」「夏には採れない野菜なのに、1年中売られているのはどうして?」などの新たな疑問が生まれてくるかもしれません。そういった場合には、本やインターネットを使って調べてみましょう。
国内最大規模の店舗数を持つスーパーマーケットチェーン株式会社マルエツでは、産地研修や商品知識検定を取り入れていて、「商品についてお客様に直接説明すること」を心がけているそうですよ。
マルエツに限らず、店員さんに質問してみるのもひとつの手ですね!
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自宅に近いスーパーと、帰省先や旅行先のスーパーで同じ種類の食材を調べて、産地の違いを比べてみるのも夏休みならではの切り口になります。親子で楽しく食材の産地を調べて、世界一周を目指してみてくださいね。
(参考)
ベジ探(独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜情報総合把握システム)|「野菜マップ」で野菜の生産地について調べてみよう!
ベジ探(独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜情報総合把握システム)|野菜マップ
夏休みの自由研究 カンタン解決策特集!(ベネッセ)|ふだん食べている肉や魚、野菜がどこからきているかを調べよう!
学研キッズネット|調べ学習 地域(ちいき)のスーパーを調べよう
文部科学省|小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 社会編
帝国書院|授業のなかの地図活用
小川大介著(2016),『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』,すばる舎
マルエツ|2018年 会社案内
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