子育て情報『非認知能力を育む自由研究があった! 「水に浮く野菜」と「沈む野菜」の秘密を探ろう』

非認知能力を育む自由研究があった! 「水に浮く野菜」と「沈む野菜」の秘密を探ろう

を参考に、以下の野菜を準備しましょう。ここでは野菜の選び方が重要です。次のポイントを参考にして、できるかぎりたくさんの野菜をリストアップし、用意します。

●水に対する比重が軽そうな野菜
ピーマン、オクラ、ブロッコリーなど
●比重が重そうな野菜
カボチャ、ダイコン、スイカなど
●土の中で育った野菜
ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎなど
●地上で育った野菜
キュウリ、ナス、トマトなど

実験をしていくうちに、ある法則が見つかるのですが、その法則に当てはまらない「例外の野菜」も存在します。その例外にあたる「トマト」と「玉ねぎ」をそっとリストに加えておくと実験が充実しますよ。

実験には、大きめの水槽がなければ水をはったシンクやお風呂を使うのがおすすめです。スーパーの鮮魚コーナーなどで、発泡スチロールの箱を分けてもらえるか尋ねてみてもいいですね。

浮く野菜04


調べ方のコツ、写真やスケッチをするときのポイント

●最初は結果が分かりやすいものからスタート
実験する前に、それぞれの野菜が浮くか沈むかを予想してみましょう。
多くの子どもは持ってみた感覚で、軽ければ浮く、重ければ沈むと予想するでしょう。まずは、ピーマンやオクラなど分かりやすく浮きそうなものから始めてみて、予想が的中する楽しさを味わわせてあげると意欲が高まりますよ。

●写真か?スケッチか?記録の取り方には一長一短
記録のとり方には、写真を撮影するかスケッチをするかの2パターンがありますね。お子さんが好きなほうを選んで進めるのが一番ですが、記録を残す意味では写真のほうが便利でしょう。スケッチでは着眼点として抑えたところ以外の記録を取りこぼしてしまうことがありますが、写真であれば実験中に気づくことのできなかった違いを後から見つけられることがあります。スケッチの良いところは、全体図の記録がとりやすいという点ではないでしょうか。例えば、大きな模造紙を水槽に見立てて、野菜の浮き沈みを実寸大のイラストで表現すると、パッと見てわかりやすく、見ごたえもあります。また、30年以上 “お受験美術” を指導してきたアトリエpetit代表の丹内友香子先生は、スケッチをすることで観察力がアップすると話しています。


●一通り調べたら、発展問題にチャレンジ!
一通り、野菜を水に浸けて浮き沈みを調べたところで、わかったことをメモにまとめます。そのうえで、新たに疑問に思うことが出てきたら、時間の許すかぎりいろいろな実験をしてみましょう。

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