子どもが授業中に手をあげないのは○○が原因。親が意識するべき3つのポイント
授業では、みんなで協力して正解までたどりつくことが大切であり、発言が正解である必要はありません。失敗や不正解を恐れると、子どもはますます発言できなくなってしまいます。子どもが何か失敗したり、間違ったりしたときは、責めることなく「自分の考えを言えてえらかったね」「正解に辿り着くためにはどうすればいいと思う?」などと、ポジティブな言葉をかけることを心がけましょう。
また、「○○ちゃんは何度も手を挙げていたのに、どうして手を挙げなかったの?」などと、人と比較することもNGだと中井氏は言います。人と比較する言葉をかけていると、子どもは順位ばかりを気にするようになったり、1番以外はダメだという思考になったりしてしまうのだそう。「去年よりもノートのとり方がわかりやすいね」「教室内の掲示物、すごく上手に作れていたね」のように、誰かと比べることなく、子ども自身の成長を見つけて褒めてあげましょう。
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積極的に手を挙げるのは良いことですが、だからといって「手を挙げない=出来が悪い、やる気がない」というわけではありません。手を挙げるように強いるのではなく、それ以外の子どもの長所に目を向け、伸ばしてあげることも大切なのです。
文/田口 るい
(参考)
ベネッセ教育情報サイト|恥ずかしがりやで授業中に手をあげるなど積極性がありません[教えて!親野先生]
ベネッセ教育情報サイト|恥ずかしがり屋の子どもへのNG対処法とOK対処法
ベネッセ教育情報サイト|学校と子どものことがよくわかる!授業参観のチェックポイント【前編】
ベネッセ教育情報サイト|学校と子どものことがよくわかる!授業参観のチェックポイント【後編】
東洋経済オンライン|4月授業参観に「行くだけの親」が見落とす本質
公益財団法人 愛知県教育振興会|授業中、挙手をしない
Z会さぽナビ|子どものココロジー 引っ込み思案な子
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