「言葉遊び」で生涯年収が上がる!? 語彙がどんどん増える楽しい遊び5選
がたくさん存在しています。同じ「あめ」でも「雨」と「飴」、「はな」は「花」と「鼻」、「かみ」は「紙」と「髪」「神」のように、意味が2つ以上になるものが多いのです。子どものころ、皆さんもこうした言葉遊びを楽しんでいたことでしょう。
言葉遊びは「遊び」ですから、相手やグループ間でのコミュニケーション力も育まれますし、語彙力がアップすると、言葉への関心も高まり、読書への興味や文章読解力の向上にもつながります。さらに、明治大学文学部教授の齋藤孝先生によれば、語彙力が増えると生涯年収にも影響があるのだそう。
「(省略)大学には、能力的に似ている人たちが集まりますが、生涯年収は“どこに所属するか”で決まります。転職や起業で年収が伸びる人は少ないので、だからこそ、一般論で言うと、最初の就職が肝心。就職活動のわずか3カ月くらいで、だいたいの生涯年収が決まってしまうわけです。そこで一番最初に問われるのが、語彙力やコミュニケーション能力。言葉やコミュニケーションで円滑にやりとりができないと、面接にすら通りません」
(引用元:ママテナ|齋藤孝教授が語る【語彙力と生涯年収】の意外な関係)
言葉遊びが生涯年収を左右する一因になるとなれば、早いうちからどんどん取り入れておかない手はないですね。
おすすめの言葉遊び5選
文字と音が対応している日本語は、言葉遊びもバリエーション豊かです。ここでは、子どもの成長に合わせて親子で楽しめる、5つの言葉遊び「同じ音で始まる言葉探し」「しりとり」「逆さ言葉」「連想ゲーム」「早口言葉」を紹介します。
同じ音で始まる言葉探し
「『あ』から始まるものなーんだ?」と質問を投げかけ、できるだけたくさんの言葉を探します。ルールがシンプルなので、年齢の低いお子さんでも参加しやすいのが特徴です。ママと子どもの1対1だけでなく、パパや兄弟姉妹、おじいちゃん、おばあちゃんも加わると語彙の幅がぐんと広がります。「あ」以外の文字で遊ぶことはもちろん、語尾の文字を指定すると語彙力がアップします。
また、「ほかの人が言った言葉はNG」というルールを決めると、自分以外の人の言葉に耳を傾けるトレーニングにもなりますね。
しりとり
「しりとり」も定番の言葉遊びで、年齢を問わず考える力や語彙力をアップしてくれます。教育指導に携わっている高橋 公英氏によると、見聞きした言葉をしりとりで実際に使うことによって「使える言葉」