子どもの将来は偏差値ではなく○○で決まる! 「難関校に行けば安泰」の時代はもう去った
ことがとても大切だと述べます。なぜならば、「夢中になってひとつのことに没頭できる力」は「集中力」とも言えるから。集中力とは、学習への集中力のことだけを指すのではないのです。
子どもの集中力を高めるには、自分がやってみたいことを自由に挑戦できる環境がとても大切だと同氏。大好きなお絵描きなら30分でも1時間でも集中できる子がいるように、子どもは好きなことや興味のあることなら、かなり長時間集中できるもの。好きなことに熱中する経験自体が、集中力アップに効いてくるというわけです。
つまり、私たち親がするべきことは、子どもの偏差値を上げよう、偏差値の高い学校に入れようとすることではなく、子どもが「好き!」を見つけ、それに熱中できるようサポートすること。
「虫なんか集めてないで、 早く勉強しなさい」などとは言わず、お子さんが好きなことに没頭する姿を、優しく見守ってあげてください。
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結局、一番大切なのは「偏差値」ではなく、子どもが「熱中できること」でした。子どものキラキラした目の奥に、驚くような将来の姿が映っているかも……?
(参考)
池上彰著(2014),『池上彰の「日本の教育」がよくわかる本』,PHP研究所.
Wikipedia|学力偏差値
池上彰著,増田ユリヤ著(2017),『偏差値好きな教育“後進国”ニッポン』,ポプラ社.
ダ・ヴィンチニュース|偏差値にとらわれ過ぎ! 教育“後進国”日本の問題点を池上彰さん、増田ユリヤさんに聞いた。
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