子育て情報『「いい子だね」は禁句? 我が子に決して言ってはいけない「7つのNGワード」』

「いい子だね」は禁句? 我が子に決して言ってはいけない「7つのNGワード」

「いい子だね」は、おそらく多くの方が頻繁に口にしているでしょう。しかし、保育歴60年のベテラン保育士である大川繁子さんの著書『92歳の現役保育士が伝えたい 親子で幸せになる子育て』(実務教育出版)では、この言葉は親が子どもに言うにふさわしい言葉とされていません。

同書によれば、「いい子だね」は人を評価する言葉であり、上の人間が下の人間を判定する際に使うもの。また、「いい子だね」とほめられた子どもは、次もほめられることを目的に行動するなど、評価ばかり気にするようになってしまうのだそうです。そのため、子どもが良い行動をしたとき、大川さんは別の言葉で子どもを喜ばせることをすすめています。


ですから子どもに対しても評価の言葉は使わず、自分の気持ちを軸に接します。たとえばお友だちにおもちゃを譲ってあげていたら、「友だちに優しくできたね。先生、とってもうれしいよ」って。
(中略)「だれかによろこんでもらったり、人のためになったりすることって、うれしいな」――褒めずに感謝の気持ちを伝えることで、そんな貢献のよろこびを感じてほしいと思うのです。
(引用元:YAHOO!JAPAN ニュース|子どもに「いい子だね」「すごいね」と言ってはいけない理由)

「いい子だね」といった言葉の代わりに、「○○ができたね。ママ嬉しいな」と感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。

***
こうして見ていくと、親が子どもについ言ってしまうNGワードは、大人どうしでもNGであることが多いことがわかります。それをつい言ってしまうのは、良く言えば親子間の親密度の高さ、悪く言えば緊張感のなさの現れと言えるのかもしれませんね。

子どももひとりの人間。相手の気持ちを考えながら接することで、子どもに悪影響を与える発言を控えられるとともに、親子関係もより良くなっていくのではないでしょうか。

(参考)
やる気スイッチグループ|親に言われてやる気スイッチがオフになる言葉 第1位「勉強しなさい!」
東洋経済ONLINE|子どもに絶対言ってはいけない「全否定3要素」
YAHOO!JAPAN ニュース|子どもに「いい子だね」「すごいね」と言ってはいけない理由
ウーマンエキサイト|子どもに言ってはいけない「なんで○○するの?」声がけは“愛情より戦略”【あなたは大丈夫?話し方で得する人・損する人 第3回】
ウーマンエキサイト|親が直すべき口癖3つ! 子供の性格にも影響が出るリスクも

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