子どもの教育で「しなくてもいいこと」はこんなにあった。いつも笑顔じゃなくていい!
という下心が入ってしまうから。「こんなに勉強ができてすごいね!(もっと頑張って、もっと勉強ができるようになってほしい)」とほめるのではなく、「頑張ったね!ママも嬉しいよ」と、子どもを認め、共感してあげてください。
しないこと6:生活リズムにこだわりすぎなくていい
小竹氏と小笠原氏は、「夜は9時までに寝ないといけない」「一日三食食べさせなければ」「遅くならないうちにお風呂に入らなきゃ……」と、生活リズムにこだわりすぎなくていいと話しています。親だって毎日同じ時間に寝ることはないですし、一日二食になることもありますよね。ですから、寝る時間がいつもより遅くなってしまっても、お風呂に入れなくても、「今日はこれでOK」と、肩の力を抜く日があってもいいのです。
しないこと7:ルールを守りすぎない
ルールを守るより新しい発見を楽しむべきだと、アグネス・チャン氏は言っています。
ルールを守って、いつも通りの生活しかしたくない子を育ててしまったら、大人になって苦労しますよ。だってものすごいスピードで新しいものが出てくる時代ですから。そのたびにストレスになったら、毎日楽しくないじゃないですか。新しいものを求める子にしましょう。新しいものをつくれる子にしましょう。そのためには、親が新しいものを怖がらないで、刺激的な楽しい環境をつくることです
(引用元:ブックバング 小学館|子どもに「規則正しい生活」は必要ない 息子3人を「スタンフォード大学」に合格させたアグネス・チャンが考える教育法)
アグネス・チャン氏は、日本で重要視される「規則正しさ」よりも、刺激的な毎日を送って脳のシナプスを増やすことが重要だと断言。実際に「毎日食事場所を変える」「突然家族旅行を決行する」などを実践して、子どもが退屈しないような工夫をしていたそう。「ルールを絶対に守らない」ということではなく、日常にスパイスを加えるイメージです。しないこと8:イライラしている自分も子どもも責めない
親も子どももイライラする日がありますよね。特に子どもはそんなイライラをもてあまし気味です。
アグネス・チャン氏は、「子どものイライラの原因はホルモン」だと話しています。思春期前後の子どもは、ホルモンバランスが変化するためイライラしがちなのだそう。「イライラは誰のせいでもなく仕方がないこと」と親が丁寧に説明をしてあげることで、子ども自身もイライラを客観視できるのです。