「じゃんけんに勝ったのは誰でしょう?」文章題が得意な子はこう考える!
「なんだか難しそう……」と決めつけて諦めてしまっては、もったいないのです。
また、文章題に取り組むことで得られる力は、算数のみならずほかの科目の学習にも役立ちますし、社会に出てからも強く求められます。なぜなら、文章題を解くときの「必要な情報を読み解き、考える」という行為が、あらゆる問題解決のプロセスの基本だからです。
実際に、最近の中学入試では、算数に限らず、問題文の長いものが多く出題されています。受験の場面で長い問題文に面食らって、解けたはずの問題を落としてしまわないためにも、普段からこのようなひねった問題に慣れておくことが大切なのです。
次回も引き続き、思考力が身につく発展問題をご紹介します。お楽しみに!
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今木智隆 著/文響社(2019)
■ 算数塾「RISU」代表・今木智隆先生 インタビュー記事一覧
第1回:子どもを「算数嫌い」にしない大原則。幼児期からできる“算数好きの基礎”の築き方
第2回:子どもが勉強で成果を出せないのは、親の「勘違い」が原因かもしれない
第3回:10億件のデータを調べてわかった、小学生が「ずば抜けて苦手」な算数の単元と例題
第4回:「算数の文章題が苦手」な子どもが、ひねった応用問題でも解けるようになる教育法
親子で楽しむアートの冒険——『意味がわかるとおもしろい!世界のスゴイ絵画』(Gakken刊)