子育て情報『【水のかさ・お金の計算・時間】子どもが苦手な文章題3つ! 解き方ポイント教えます。』

【水のかさ・お金の計算・時間】子どもが苦手な文章題3つ! 解き方ポイント教えます。

目次

・1. 多くの子どもたちが苦手とする「水のかさ」の問題
・2. 日常生活との関わりが深い「お金の計算」に関する問題
・3. 状況を整理しながら解く「時間」に関する問題
・「文章題」に苦手意識をもたないために
【水のかさ・お金の計算・時間】子どもが苦手な文章題3つ!解き方ポイント教えます。

前回の連載では、おうち時間の気分転換になるような算数の発展問題をご紹介しました。お子さまと一緒に、楽しみながら取り組んでいただけたでしょうか?

普段、「勉強しなさい!」と急かしてもなかなか机に向かってくれないお子さまも多いと思います。でも、「この問題、難しいんだけど一緒に考えてみない?」と、ゲーム感覚で誘ってみると、意外と食いついてくれたのではないでしょうか。きっと、急かされてしぶしぶ勉強するよりも、おうちの方と楽しみながら勉強したほうが、お子さまの記憶にも残りやすいはずです。

今回も引き続き、思考力が身につく算数の発展問題をご紹介したいと思います。今回は、お子さまが苦手意識をもちやすい「いろいろな単位」を扱う問題です。

1. 多くの子どもたちが苦手とする「水のかさ」の問題

<第1問>いまの時刻を推理しよう

次の文章を読んで、いまの時刻を答えましょう。


夜の7時から1秒に10mLずつのお湯を湯ぶねにため続けました。
ちょうどいま、湯ぶねに30Lのお湯がたまっています。
いまの時刻は夜の何時何分でしょうか。

1秒で10mLのお湯がたまるということは、60秒(=1分)で600mL、600秒(=10分)で6,000mLのお湯をためられることになります。

ここで、6,000mLをLに換算すると、6Lですね。
10分で6Lのお湯がたまるということは、30Lのお湯をためるのには何分かかるでしょうか。
それを導くために必要なのが、この式です。

30÷6=5

すると、30Lのお湯をためるには、6Lを5回繰り返せばよいことがわかります。

ここで、お湯を6Lためるのにかかる時間は10分ですから、お湯をため始めた7時から、10分を5回繰り返せば、30Lのお湯をためることができますね。

よって、答えは7時+(10×5)分で、7時50分です。

「水のかさ」と「時間」という2つの単位を同時に扱う、少し難しい問題でしたが、正解できたでしょうか?

多くの子どもたちが苦手とする単位の単元でも、特につまずきやすいのが、このような「水のかさ」についての問題です。「水のかさ」の単元では、3つの単位が出てきます。

L(リットル)
dL(デシリットル)
mL(ミリリットル)

特に、dLは普段の生活ではあまり使いませんから、お子さまが混乱してしまうのはもちろん、おうちの方でも少し迷ってしまうかもしれません。

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