子育て情報『「7秒ハグ」のすごい効果。親も子も自己肯定感が上がる “愛情習慣” とは?』

「7秒ハグ」のすごい効果。親も子も自己肯定感が上がる “愛情習慣” とは?

目次

・自己肯定感が高い子どもの親がしている愛情習慣
・“たった7秒のハグ” でも、親の温もりと愛情は伝わる
・「親子スキンシップ」のポイント4つ
・なぜ「大好きだよ」で自己肯定感が上がるのか
・日常生活で「子どもに愛情を伝える方法」4つ
・母親は “優しく” 、父親は “元気に” スキンシップをとりましょう!
「7秒ハグ」のすごい効果。親も子も自己肯定感が上がる “愛情習慣” とは?

子どもの自己肯定感を高めるためにあれこれ試してみたものの、気力と体力が削られるばかりで効果を感じられなかった――という経験はありませんか?「わが子の自己肯定感アップのために」と親が頑張ってみたところで、親自身がストレスを感じたり、プレッシャーに押しつぶされたりしては本末転倒です。

じつは、子どもの自己肯定感は「親のある習慣」によってぐんと高めることができるのだそう。しかもそれはとても簡単で、いますぐに始められて、かつ親自身の自己肯定感も高まるというもの。今回は「子どもの自己肯定感が高まる、親の習慣」について考えてみます。

自己肯定感が高い子どもの親がしている愛情習慣

自己肯定感が高い子どもの親には、ある共通点があります。それは、ハグなどの “親子のスキンシップが習慣化している” という点、そして、「大好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」といった “愛情を言葉にして伝える習慣がある” という点です。

愛情習慣1:スキンシップ
脳科学評論家の澤口俊之氏によると、「親からよくハグをされた子どもは、自尊心が高く心が強くなる」のだそう。
スキンシップには、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌を促す効果があり、親子間の愛情や人との信頼関係を深めてくれるのです。

さらにオキシトシンは、幸福感を高め、不安感やストレスを軽減するという効果もあります。これらのことから、幼い頃のスキンシップは、子どもの自己肯定感を高める一因になっていると考えられているのです。

そして「毎日のスキンシップで子どもの肌を十分に刺激し、皮膚感覚を活発化してあげると、子どもにも親自身にもたくさんのメリットがある」と桜美林大学リベラルアーツ学群教授の山口創氏が指摘するように、スキンシップには子どもだけでなく親にも大きな効果があると言えるでしょう。

愛情習慣2:愛情を言葉で伝える
「子どもは自己肯定感を自分ひとりで身につけることはできない」と話す発達心理学者の岩立京子氏は、「自己肯定感は、乳幼児期に無条件に愛されて受け入れられる体験を通して育まれるもの。そして子どもは、『親が自分をどう見ているのか』という判断基準から、自分自身の価値を決めていく傾向がある」と指摘します。

親から自分のよい部分をほめられたり、「大好きだよ」「かわいいね」「あなたはママの宝物」など、自分の存在そのものを認められたりすることで、子どもは親の無条件の愛情を実感するようになります。

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