母親学級・両親学級の内容は?自宅で安心して参加できるオンラインも?受ける時期やポイントを紹介
自宅で受講できるので、感染対策として人が集まる場所を避けたいママやパパにおすすめです。住んでいる自治体以外でも視聴できたり、民間の事業者がプログラムを提供したりしている場合もありますよ。
母親学級・両親学級へ行く時期は?
母親学級・両親学級は、妊娠週数や出産予定日によりコースや日程を設定していることがあります。分け方は自治体や産院で異なりますが、妊娠16~27週頃までの前期と、妊娠30週以降の後期に分けて実施することが多いようです。
特に参加する際の規定がない場合は、つわりが落ち着き体調が安定する妊娠5ヶ月から7ヶ月頃を目安にすると良いでしょう。
母親学級、両親学級のポイント
自治体主催の母親学級・両親学級で扱う情報は、妊娠から産後の育児まで多岐にわたります。具体的には妊娠中や産後に起こる心身の変化、妊娠中の栄養と食事、歯科衛生、産後の生活と準備、母乳育児、母子保健サービスなどがテーマとなっています。
働く女性へのアドバイスやワークライフバランス、パパの役割について取り上げているのも最近の特徴です。実践形式ではおむつのあて方、着替え、沐浴、抱き方が体験できます。新型コロナ感染症が流行する以前はワークショップ形式の教室が多く開催され、参加者同士の交流を深める場としても機能していました。
産院が主催する母親学級・両親学級では、バースプランの考え方など出産に向けてより実践的に役立つノウハウを得られるのがポイントです。
母親学級・両親学級は必ず行ったほうが良い?
母親学級・両親学級は妊娠中の不安を解消するのに役立ちますが、必ず参加しなければいけないものではありません。体調がすぐれないときや近くで開催される教室がないとき、日程が合わないときなどは無理をすることはないでしょう。
しかし、妊娠中に出産や育児に関する知識を得ておくことは安心にもつながり、大切なことです。本やオンライン講座を利用して、出産や育児の概要をつかんでおきましょう。
妊娠中の悩み 個別相談のクラスも
妊娠中の母体や育児について不安や疑問があるものの、母親学級・両親学級では個人的な質問がしづらいと感じる方も少なくありません。そのようなママにおすすめなのが、助産師にマンツーマンで指導してもらうことができる有料のオンライン講座です。自宅からスマートフォンやパソコンなどのツールを使い、1対1で気兼ねなく相談しながら受講できるので必要な知識をきちんと身につけられますよ。