【ママ社員の本音インタビュー】社員の半数以上が女性「トレンダーズ」ってどんな企業?
専業主婦の人たちが社会進出をすることで、日本経済に大きな影響を与えるといわれており、ママがより働きやすい環境を整える企業も増加傾向にあります。そこでここでは、社員の半数以上を女性が占めているトレンダーズ株式会社に話をうかがいました。
リモートワークの導入で月の出社日数を調整
「現在弊社では、試験段階ではありますが『リモートワーク』の導入を進めています」。そう話すのは、人事担当の吉澤雅代さん。
リモートワークとは、在宅で仕事をすること。トレンダーズの場合は、育児や介護など、“自分以外の事情”がある場合に、リモートワークをすることができるそう。
「たとえば、2児のお子さんを持つデザイナー部署のママ社員の場合は、定例ミーティングが毎週火曜日に行われているのですが、その他の打ち合わせもなるべく火曜日に設定することで、毎週火曜日は出社し、他の曜日はリモートワークで在宅作業に集中する社員もいます」(吉澤さん)
ここで気になるのがキャリア形成について。リモートワークのような“出社日数が減る”働き方は、自身のキャリア形成に不利に働きそうですが、実際のところは…?
「リモートワークがキャリア形成に不利になることはありません。
むしろ、リモートワークは、会社との信頼関係が成り立たないとできないので、これまでの実績から会社から評価されている状態と考えています」(吉澤さん)
リモートワークで通勤時間は削減できたが課題もある
では、実際にリモートワークを活用しているママ社員さんの本音はどうなのでしょうか?広報担当で2歳半のお子さんをお持ちの保谷絢子さんに、ズバリ聞いたところ…。
「私は通勤に片道で1時間半~2時間程度かかるので、リモートワークには、とても助けられています。正直、リモートワークがなければ、仕事を続けられなかったかもしれません。在宅勤務といっても、子どもを保育園に預けているので、出社をして仕事をするのとまったく同じことを自宅でしています」(保谷さん)
しかし、リモートワークには課題もあると保谷さんは続けます。
「仕事をする上でコミュニケーションはとても重要で、リモートワークの場合は、おもに社内でのやりとりがチャットのみとなることが多くなります。しかし、チャットだけでは伝わりづらいことや認識の違いがうまれることがあるので、できるだけ齟齬をなくすためには電話をしたりして補足することも多いです」