キャリアゼロからでも活躍できる!アディッシュで働くママの本音は?
専業主婦のころは、『ママ』と『妻』だけでしたが、仕事をするようになりママでも妻でもない『自分』になれたんです。いい気分転換になって、家庭のストレスは減りましたし、仕事の疲れは子どもに癒してもらっています」(松下さん)
そんな松下さんの今後の目標は?
「仕事を始めるときは、キャリアがほとんどなかったので不安な気持ちもありましたが、いざ働いてみるとなんとかなりました。働き方を自分でつくることができるので、業務範囲を着々と拡げることができ、今後ますますキャリア形成に力を入れていきたいです」(松下さん)
ここまでの話を振り返って、杉之原さんは次のように話します。
「働き方の議論において、信頼は重要だなと思います。 上長とメンバーとの信頼関係があるからこそ、“子どもの急病で早退”といった要望などにも、両者で折り合いをつけて、成り立っているんです」(杉之原さん)
企業によっては、上長に何か言いたくても言いづらい環境があるもの。しかし、同社のようにコミュニケーションを重視する社風であれば、そういったことにはならず、多様な働き方を実現できる可能性を秘めています。現在仕事を探しているなら、制度ばかりに注目するのではなく、“どんな社風なのか?”にも注目するようにしましょう。
(文・奈古善晴/考務店)