2016年6月11日 13:06
「NO」が言える子どもに育てたい。「NO」は「自分と相手を大切にすること」だから
と言ってみたら、と提案できるでしょう。2の例では、「何で遊ばないの?」と我が子の本音を聞きます。今は他のもので遊びたい気分だったり、ブランコは嫌いという子もいるでしょう。「じゃあその気持ちも友達に言って断ろうね」と提案できます。
まずは親子間で、本音を言い合うことも良い練習になります。子どもはママに本音を話すことで、自分の本音を自覚し、他人に気持ちを話す練習にもなります。ママも本音を言えば、「本音は言って良いものだ」とわかりますし、子どもは他人にも本音があると気付くでしょう。
そうして本音を尊重することを、日常から意識するのです。
自分を大切にすれば、他人も大切にできる
「それではワガママな子に育つ」と、心配する人もいるでしょう。実はそうでもありません。自分の気持ちを大切にできる子は、他人の気持ちも大切にできます。逆 に自分をないがしろにしていては、他人を大切にはできないのが人間。「私だってガマンしてるのに、あの子はワガママだ」なんて不満を抱えるぐらいでしょう。
自分と他人を大切にするためにも、まずは自分を尊重し、「NO」と言えるよう導いてあげましょう。
ライター:宮野 茉莉子
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