そのお花を見た他クラスのお友だちも「お誕生日だ!! おめでとう!!」と声をかけてくれたのだと嬉しそうに報告してくれました。
たしかに、お友だちみんなにお祝いしてもらえるのは嬉しいにきまっています。そんな息子を見て、来年も絶対に登園させようと思ったのですが…
4歳のお誕生日は休日でした。
残念なことに、4歳のお誕生日は休日でした。4歳ともなると、自分のお誕生日を指折り数えて楽しみにするように…。昨年の記憶もしっかりあるので、今年もお友だちみんなにお祝いしてもらえるのだと楽しみしていたようです。
担任の先生が気を利かせて、当日ではなく前日にみんなでお祝いしてくれたようですが、本人は「ぼくの誕生日は明日だよね?」と少し不思議に思っていたようです。
お誕生日は「自分が主役」になれる特別な日
もちろん、たいがいの保育園は「○月生まれのお誕生日会」を月に1度まとめて開催すると思います。
ですから当日に行かなくても「主役」になれる日はあります。だけど、「自分だけが主役」になれるのは、(同じお誕生日のお友だちがいなければ)お誕生日当日だけ。
普段から仲良くしているお友だちも、あまり絡みのないお友だちも、みんなが「おめでとう」と言ってくれるなんて、とっても嬉しい1日になること間違いなしです。
おとなだって、お誕生日になると口には出さずとも少し期待してしまうもの。筆者も打ち合わせの席で「今日お誕生日ですよね!? おめでとうございます!」と言われたらとってもハッピーです。
みんなからお祝いしてもらえることは、保育園に通う子の特権かもしれません♪
「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー
第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所
第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある
第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所
第4回:「お給食はママの味方です!!」
第5回:保育園でできる“つながり”は一生の宝物
ライター:金延さえ
子どもたちの謎すぎる会話 ツッコミ不在のコミュニケーション爆裂中!【めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々 第397話】