どんなデメリットがある? 「早生まれは損」という説は本当なのか
こんにちは、佐原チハルです。
成人を過ぎてしばらくすると、自分の年齢や生まれた月のことって、意識する機会が少なくなりますよね。
けれど早生まれの子どもを持つと、「早生まれは損」「早生まれはかわいそう」 と言われることも多くて、嫌でも気になってきてしまいます。
そこで今回は、“早生まれの子を持つママたち”と“「私も早生まれだよ」というママたち”に、実際に感じたことのあるメリット・デメリットについて聞いてみました。
●“早生まれ”って何だっけ?
まず、早生まれの定義を確認しておきましょう。早生まれとは、1月1日から4月1日の間に生まれた人 のことです。
たとえば同じ2017年に生まれた人でも、1月1日から4月1日の間で生まれた人たちは、そうでない人たちよりも一つ上の学年に所属することになりますよね。
学年やクラスの中でも、遅いタイミングで誕生日の来ていた人たちが“早”生まれ、と呼ばれるのは不思議な感じもしますよね。
でも実際は、同じ年の遅生まれの人たちよりも、1年“早く”上の学年に来ている のです。
●早生まれ最大のデメリットは、子どもではなく親にあった?
まずはデメリットについて聞いてみました。
『下の子が早生まれで、今保育園の1歳クラスなのですが、周りの子よりも体が小さい ので、ハラハラすることが多いです。この年齢の1年ってすごく大きいんですよね』(30代・2人の子のママ)
『私自身が早生まれなんですけど、成人式のときに疎外感 がありました。式の後でご飯を食べに行ったんですが、みんな普通にお酒を飲んでるんですよね。大学とか行ってたら、同じ学年の人がお酒飲んでる場面なんてよく見るかもですが、私は進学しなかったので、そういう機会がほとんどなくて……』(30代・2人の子のママ)
デメリットとしての声でしたが、どちらの方も「損というほどのことではないいんだけどね」「それ以外で損に感じたことは特にないけど」とのことでした。
一方、明確な不満として多く聞かれた声もありました。「早生まれだと保育園に入れにくい」というものです。
『出産予定日が2月だったから、保育園はもう諦めてた 』(20代・4歳の子のママ)
『せめて1月生まれだったら、“ほぼ産休明けから預ける”とかの予定で0歳4月に申し込みしたかもしれないけど、3月生まれだったので、激戦の1歳4月にかける以外に選択肢がなかった 。