偽装離婚するママも!? 熾烈を極める“最新の保活事情”エピソード4つ
その中から、入れそうな園のみをピックアップして応募。
もちろん役所には何度も足を運び、窓口の担当さんと顔を突き合わせて自分の指数をシッカリ計算しました。担当さんからも「この指数ならどこかには引っかかると思います!」って言われ、ほっとしていたのに……結果はまさかの不承諾。信じられませんでした。
しかも、ほとんど同じ状況・同じ指数のママ友は入園できたんです。役所は「指数で厳密に判断する」って言ってたけど、公開してない裏基準がある んじゃないか と思えてきました。
例えば親の職種。わが家は夫も私も普通の会社員ですが、そのママ友のところは、パパは国家公務員、ママは学校の先生なんですよねぇ……』(30代女性/会社員/入園させず育休を延長する予定)
●(4)本当なの!? 偽装診断書の噂に戸惑うDさんの話
都市伝説のように語られている、偽装診断書や保活離婚の存在。
本当にあるようだ、と呟くのはDさんです。
『わが家は上にふたり保育園児がいるので、きょうだい加算のおかげで無事入園できました。
でも、一人めママたちは必死ですよね。あくまでも噂の域を出ないのですが、「あのママは詐病で半年以上病院にかよい、「自宅で子どもを育てられない」というウソの診断書をもらったから入園できた」だの、「保育園に入るために、一時的に離婚した ママがいるらしい」だのいろいろ小耳に挟みます。
確かに診断書などは、保活の強力な武器となります。でも、偽装診断書や保活離婚って違法なんじゃないですか?
そうまでして入りたいのかな、そんなに大切なキャリアなのかなと思ってしまいます』(40代女性/公務員/認可園に入園)
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いかがでしたか?
働きたいママたちの増加にともない、保活は加熱の一途をたどるばかり。保活ママたちは必死で、子どもの預け先を確保しようと走り回っています。
ここには紹介しきれませんでしたが、「預け先がないので自営の店が営業できない」「認可外施設に何とか決まったが、ずっとDVDを見せているような劣悪環境だった」など、苦悩の声は本当にたくさん集まりました。
子育てしやすい社会とはいったいどんなものを指すのでしょうか。そんな疑問が頭をよぎった今回のインタビューでした。
●文/パピマミ編集部
●モデル/坂井由有紀(央将くん)
「はい、あ~んして?」旦那に近づくママ友に、恐怖を覚えた話