今と昔じゃ大違い! 時代遅れの子育て知識3つと“祖父母手帳”のススメ
こんにちは。ママライターのあしださきです。
子どもを出産して、産院で「お母さん」と初めて呼びかけられたとき、自分のことを呼ばれていることに気がつかずハッとしたことを覚えています。
女性は出産した瞬間から、いきなり「お母さん」になるんですね。
育児を始めたころの私は、まるで急に大海原に漕ぎ出した一艘の小さな船のようでした。どこへ向かうかも、どう漕いでいくかも分からずに。
毎日赤ちゃんの心配ばかりしていて、神経は常に張り詰めていました。
そんなとき、人に育児のダメ出しをされたり何かを言われたりするとものすごく傷つき、不安でいっぱいになったものです。
特に、家族からのアドバイスという名のお節介 はストレスの元になりました。“子育ての先輩”である母や祖母、親戚などが親切で教えてくれる助言が、結構グサッとくるんですよね。
パピマミをご覧のみなさんにも、きっとたくさんの経験がおありではないかと思います。
そこで今回は、“今では非常識になっている昔の子育ての知識”について調査しました。
子育ての先輩が繰り出す華麗なる技の数々に、「あぁ、時代遅れ!」という相槌を打ちながら、日頃のストレスを発散していただければうれしいです。
●(1)“白湯”問題勃発
『出産後に実家でしばらく母のお世話になっていたとき、毎日イライラしたのが“白湯”を飲ませるかどうかの押し問答。なぜか、両親とも新生児に風呂上がりに白湯を飲ませろとうるさく言ってくる。
「まだ母乳だけでいいはず」と言っても信じてくれず、無理やり哺乳瓶に白湯を入れて飲ませようとしてきた。
実際飲ませても、むせるし泣くしでかわいそうだった。そもそも“白湯”って何?』(20代/2歳の女の子のママ)
●(2)“抱き癖”による嫁vs姑の攻防戦
『赤ちゃんが泣いているのに、抱き癖がつくからしばらく放っておいたほうがいいと言う姑。産院では「今は抱き癖など気にしなくていいから、いつでも抱っこしてあげるように」と言われたのに。
姑がいるあいだは気を使ってなかなか抱っこしてあげられなくなり 、それがストレスになった。育児は自分のペースやタイミングでやりたいということを、あの世代の方には分かってもらえないのだろうか』(30代/5歳の女の子のママ)
●(3)「今のお母さんは神経質ね」
『大人の食事を取り分けてあげられるようになってきたころに、主人の実家でお正月を迎えた。