子育て情報『被害も加害も防ぐ! 高齢ドライバー特有の事故と家族がすべき対策6つ』

被害も加害も防ぐ! 高齢ドライバー特有の事故と家族がすべき対策6つ

ところが、子どもはバックしてくる車の後ろを平気で横切ってしまうことがあります。

ブレーキの踏み間違いで店に車ごと突っ込んでいる事故の様子が報道されていたら、お子さんに見せてあげてください(強いショックを受けてしまいそうなお子さんには、簡単な図を描いて説明してあげましょう)。

「もし、この車の間に挟まれたらどうかな?」と問いかけ、考えさせましょう 。バックしている自動車の後ろを平気で横切ることはできなくなるはずです。

●高齢ドライバーに多い事故(2)出合い頭事故

高齢ドライバーの特徴的な事故の代表ともいえるのが、“出合い頭事故”です。警察庁交通局のデータによると、85歳以上のドライバーが最も多く出合い頭事故を起こしています(平成28年中)。

出合い頭事故を起こしやすい高齢ドライバーと、飛び出し事故の多い子ども。両者が見通しの悪い交差点で出あえば最悪の事態が想像できます。


親子でお出かけの際は、道路と道路が交わる場所では立ち止まり、左右を確認する訓練をしておきましょう。

●高齢ドライバーに多い事故(3)右折事故

「右折ってなんだかドキドキする。右折のタイミングを逃すと、後ろの車からクラクションを鳴らされたり……。ようやく右折したと思ったら、横断歩道を人が歩いていてヒヤッとした」なんて経験のある方も多いのではないでしょうか。

右折は対向車線を横切るため、左折以上に判断や安全確認が複雑になります 。加齢の影響が出てくるとなおさら危険は増します。

交差点で横断する際は、高齢ドライバーが右折してきたら、信号が青でも止まる心の準備をしながら渡らせましょう。

●危険度の高い高齢ドライバーに気づく力

『運転時認知障害早期発見チェックリスト30』をご存じですか?

軽度認知障害の人が運転時に表れやすい事象がまとめられています。
鳥取大学医学部教授の浦上克哉さんが監修・作成されたものです。

このチェックリスト項目に5つ以上該当すれば要注意 とされ、専門機関の受診をすすめています。

運転者向けに作られたものですが、この項目に当てはまるドライバーを見かけたら注意した方が良さそうです。客観的にわかる項目だけをご紹介します。

・曲がる際にウィンカーを出し忘れている
・反対車線を走っている
・車体に目立つ傷がある
・駐車場のラインや、枠内に合わない停め方をしている車
・急発進、急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒い車
・汚れがひどい車

誰しも、忙しくて洗車できないときぐらいあります。

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