食事は鳥のエサやり!? “ブラック保育園”の実態エピソードと対処法
そこの先生たち、子どもがどんなに泣こうが喚こうが絶対に抱っこしない。まだ赤ちゃんでも、泣きすぎて吐くまで放置です。
職員同士のイジメも激しかったです。園長と先輩保育士がタッグを組み、後輩を口汚く罵っている。罵られた後輩は、みっともなく泣いている。どちらもプロとしてあるまじき態度ですよね。せめて、親から見えないところでやるべきでしょう。
さらに、運動会や発表会の主役はタレント園長&先生たち。
彼らが羽をつけて、園長の持ち歌にあわせて踊るのをひたすら眺めるばかり。悪夢のような時間でした』(40代女性/4歳男児のママ/私立認可園へ通園中)
園長の知名度と保育の質は、必ずしも比例するわけではない。そんなことが分かるエピソードですね。
●保育士から見た「ブラック保育園」
保育士さんたちからは、保護者がいない時間帯の状況を伺うことができました。
●(1)保育士が勤務中でも私用メールをしまくる
『保育士が元ギャルで、友達感覚でしゃべる。上司に対してだけでなく、保護者さんにも当然のようにタメ口。
エプロンのポケットにはスマホが常に入っていて、勤務中でもおかまいなしに私用メールをしまくる。
特にヒドイのは午睡時間で、メールしながら合コンでの戦果報告とかをギャーギャー話しあっていた』(40代女性/保育士/私立認可外園勤務)
●(2)オムツをゴミ箱へ投げる
『オムツ交換のあと、使用済みのオムツをゴミ箱へ投げていた。
ちょっとだけ、ポイって放るんじゃないですよ。もう、部屋の反対側にあるゴミ箱まで、オーバースローでビューっと投げるんです。もちろん子どもの頭上をね。信じられないでしょ?
手が足りないから、時間がないから、面倒くさいからっていうのが理由らしいけど……ほんとありえないです』(20代女性/保育士/公立認可園勤務)
●(3)食事が鳥の餌やりみたい
また、ブラック度が最も顕著になるのが食事時間であると語った保育士さんも多くいました。
『子どもを壁に向かって一列に座らせ、職員が1人その後ろに立ちます。そして食器を片手にいくつも持ち、子どもの後ろから手を回して口にごはんをねじ込んで回ります。
時間内に終わらせることだけしか考えていないので、もちろん声掛けなんかしません 。機械的に次々口の中に入れていくだけ。
いつまでもクチャクチャしてる子には鼻をつまんで、無理やり飲み込ませてました。