母になって異常さを認識!? ママたちが経験した“毒親”エピソード3選
こんにちは、佐原チハルです。
みなさま、最近テレビドラマは見ていますか?
2016年に大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』では夫婦関係、その後に開始された『カルテット』では、夫婦だけでなく“家族”について、新しい関係性が模索できるようなストーリーが豊富でした。
2017年3月3日に終了したNHKドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』も、親子関係、特に“毒親”について描かれていたことで話題になっていましたね。
そこで今回は、周囲のママたちの経験した“毒親エピソード”についての声をご紹介してみたいと思います。
●(1)「私はあなたのコマじゃない」
『親にとっての私は、人生ゲームとかすごろくとか、何かそういうののコマみたいなもんだったんだろうなって思います』(30代・2歳と1歳の子のママ)
こちらのママさんは、親御さんからのコントロールが非常に強い環境で育ったそうです。
『何で遊ぶかとか、どんな友達と遊ぶかとか。部活も、進学先も、全部親が決めていました 。もちろん反抗もしたけれど、そのたびに物が捨てられたり壊されたり、学校や友達の家に怒鳴り込みに行ったりすることもあって、反抗するのも嫌になっちゃいましたよ』
親御さんとは、結婚を機に遠方で暮らすようになり、距離を置けているそうです。
しかし“モンペ”などのニュースを聞くたびに、今でも当時の気持ちを思い出してつらくなるのだそうです。
●(2)「私をゴミ箱にしないで」
『私、親にとってはストレスを処理するゴミ箱みたいなものだったんだろうなって、最近わかるようになりました』(30代・3歳の子のママ)
母親から、父親・おばあさんやおじいさん・友達のママや近所の人たちについての愚痴を、延々と聞かされる日々だったそうです。
『うちの母は、発散できないストレスを、全部私に愚痴ることで解消していた んだと思います。ものすごい量のストレスで、大変だったろうなとも思うんですが……。
みんなの悪口を聞いて、私、その人たちとどうやって付き合ったらいいのか、わからなくなっちゃったんです。母にそんなひどいことをする人と、仲良くしちゃいけいないのかなって思って。
母は、私だけが頼りだってよく言っていましたし、こんなにつらそうな人のことを自分は裏切っちゃいけない、とも思っていました』
自分が親になって初めて、自分のストレスを“子どもに押しつけて発散する”ことの異常さに気づいたのだそうです。