スキンシップが最重要! 共働きでも子どもに寂しい思いをさせない接し方
聞くときは集中して聞くのがいいと思います』(30代女性/5歳女の子のママ)
『誰とどんなことをして過ごしていたのかを重点的に聞いています。これくらいの年齢になると、少しずつ友だちとの関係も増えてくるころ。ママが自分の友だちに興味を持ってくれるのって、子どもにとっては嬉しいみたいですよ』(30代女性/4歳男の子のママ)
このように、お子さんの話をよく聞いてあげるようにする、というママが多くみられました。
気をつけたいのは、その聞きかた。
子どもの話はアチコチ飛ぶし、ヤマもオチも特にないことが非常に多いもの。そのため、余裕がなかったり、疲れていたりするときは思わず「だから何なの?」「ああ、○○だったんでしょ?」と結論を急いでしまいそうになりますが、それはNGです。
子どもたちは「ママに話を聞いてもらえた」という実感を持つことができません。
口を挟みたくなってもグッと我慢して、子どもの思うままに語らせてあげましょう 。
もしかしたら、思いもよらないことをポロリと呟くかもしれませんよ。
●(3)小学生ママたちの接し方
小学生にもなるとずいぶんシッカリしてきますが、ママが恋しくなってしまう瞬間も時おりあるようです。
そんな微妙な年ごろを、ママたちはどんなコツで乗りきっているのでしょうか。
『勤務が不規則で、子どもが寝てから帰ることもあります。コミュニケーション不足解消のため、わが家では交換日記をはじめました。これが思いのほか楽しいようで、私が休みで家にいると、「えー、日記かけないじゃん。仕事行ってよー」と不服そうにすることまでありますよ(笑)』(40代女性/小学3年生女の子のママ)
交換日記や置き手紙を活用している家庭は多いようですね。どうせなので、パパにも一役買ってもらい、より一層盛り上げてみては?
これらを「パパには絶対ナイショ」ということにして、たまにパパにあからさまに羨ましがってもらいましょう。
「ママと自分だけのヒミツ」を持てる喜び は、この年代の子どもにとって格別になるはずです。
もうすこし大きなお子さんのママからは、こんな話も聞けました。
『ヘタにごまかしたり、取り繕ったりせず、まっすぐ素直に感謝を伝えるようにしています。「いろいろ我慢させていることもあると思うけれど、おかげさまでお母さんはお仕事ができています。本当にありがとうね」と、大人に伝えるように言ってますね。