後悔したくない! ママたちが語る“立ち会い出産”をする夫への要望
は、今回意見を伺った方々の「立ち会い出産で夫にやって欲しいこと」の上位2つにランキングされています。
たとえお産の瞬間に居合わせなくても、心の支えになって一緒に戦ったという経験になります。
病院側もそういうご主人には「有無を言わさず立ち会え!」みたいな強要はやめて、ご本人と産婦さんの意思に基づき、配慮してもいいのではないかと思います。
「そこに居るなら、分娩室にも当然来なさいよ」的な圧力に押されて、渋々立ち会ってしまった、という声もかなりありましたから。
とにかく、妊娠が分かってから出産までの期間に夫婦でよく話し合っておくというのが大事。
お互い、出産に向けて情報を共有しどんな状態でお産が進行していくかもしっかりご主人にもお勉強してもらうことが必要です。
『出産の後、胎盤が出るのを知らなかった夫。相当気持ちが悪かったと、今でもトラウマになっているそうだ。
自分を女性として見てもらえなくなるかもと、ちょっと心配になった。夫にもお産の流れとか胎盤の知識を与えていれば良かった かも』(30代/5歳の男の子のママ)
●立ち会うと決めたら、「当事者意識」を夫にも持ってもらおう
妻の気持ちの代弁者として、私の体験を参考までにお話すると、「あなたと私の赤ちゃんだから、痛くても苦しくても頑張ろうとしているんだよ!」という気持ちはいつもありました。
3回の出産では、2回立ち会ってもらうことができ、その場にいてくれる夫に対してそう思いました。
4年前の次男の出産時は、連絡しても間に合わないほどの急展開でお産になり、1人で頑張りました。そのときも、夫と自分の子どもだから無事に産みたいという気持ちでした。
今頑張っている目の前の妻は、痛みから早く解放されたいとか、逃げたいという気持ちより、「2人の赤ちゃんを産む」ことを頑張っているのだと思います。
ですから、世の立ち会い出産をされる夫の皆さんにもぜひ自分のこととして受け止めて欲しい。そしてその気持ちをもって妻をサポートして欲しいのです。
そういう「当事者意識」って実は何よりも大事ではないでしょうか?
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いかがでしたか?
もっとこうしていたら、あのときこうしていれば……そんなふうに思うことは、お産の現場ではなくなってほしいものです。
「夫にこうして欲しかった」や、「して欲しくなかった」というエピソードは本当に聞けば聞くほど出てきますが、それを並べていくだけでは解決にはつながりませんよね。