過信は禁物! 子育て世帯がペットを飼うときの安全対策4つ
子どもや赤ちゃんだったらなおのことです。
それが分かっていたので、わが家では犬と赤ちゃんの生活空間を完全に分けました 。ハイハイで活発に動く時期は、犬への興味もすごくて子どもを静止するのが大変でしたが、何かあってからでは遅いですものね』(20代女性/2歳女の子、1歳女の子のママ/中型犬の飼い主)
もちろん、赤ちゃんに手がかかるからといって、犬や猫を専用の部屋に閉じ込めてばかりいるのは論外。
特に犬は疎外感を感じやすく、「仲間はずれにされた」という思いが子どもへ対する攻撃心のもとになってしまうこともあります。折を見てたっぷりスキンシップをとってあげましょう。
また、同じ部屋で隔てなく生活させるのは、子どもの目線が犬より高くなってからがいいでしょう。
●(3)しつけをやりなおす
『怒ったときだけでなく、嬉しいとき、興奮したときなどにもガブっとする癖があったので、妻が里帰りしている間に再度しつけました。
噛みそうになったら、犬を仰向けにひっくり返し、片手でおさえ、もう片方の手のひらで犬の口か喉をおさえる、という方法で行いました。
ちょっとかわいそうなんですが、弱気になると手が緩んじゃってボクが負けてしまうので、ツラいけど頑張りましたね』(30代男性/3歳男の子のパパ/中型犬の飼い主)
一見乱暴に思えるこの方法、実は母犬が子犬をしつけるときに行う仕草をまねたもの。獣医師やドッグトレーナーなども活用している方法です。
犬の口や喉を押さえる際、ギュッと締め付けてはいけません。呼吸ができず、苦しくなってしまいます。手のひらと指を広げ、押さえつけるイメージで行いましょう。
また、犬が暴れても決して怯まず、たじろがない 姿勢が大事です。しつけは飼い主の重要な義務。犬が観念するまで、心を鬼にしてでもその状態をキープしてください。
●(4)絶対に目を離さない、過信しない
ここまでさまざまな対策を紹介してきましたが、おそらく最も重要なのはこちらでしょう。
『もう15歳をすぎたお婆ちゃん猫で、日中は寝てばかり。性格も非常に穏やかなので、誰も何も心配していなかったんです。それが大間違いでした。
ある日キッチンにいると、突然ベッドから赤ちゃんのギャン泣きが聞こえたんです。
慌ててベビーベッドに駆け寄ると、なんと猫が寝ている赤ちゃんの上に乗っかり、ツメを立てていました!ウチのコに限って絶対にそんなことしないって思っていたので、すごくショックでした。