反撃したら負け? 対人ストレスを軽減するスルースキル活用法5選
こんにちは、ママライターの木村華子です。
育児・家事への口出し、収入自慢、マウンティング、陰口などなど……ママ友や姑という女性たちに囲まれて過ごす私たちの日常では、あらゆるシーンでスルースキル(受け流す能力)が求められます。
たしかに、言うべき場面ではズバッと切り返すことも、時には必要でしょう。しかし、毎度のようにイラつく相手へ反撃をしていては身が持ちません。
もしも煩わしい人をうまくかわすことができたなら、今抱えているストレスも幾分か軽減されるのではないでしょうか。
そこで今回は、現役ママの皆様へ“煩わしいママ友や姑からのストレスを軽減するスルースキル活用法 ”を伺ってきました。
子育て中の既婚女性を取り巻くストレスをうまく受け流すためのヒントにお役立てください。
●煩わしいママ友や姑からのストレスを軽減するスルースキル活用法5選
●(1)同じレベルの者同士でしか争いは発生しない
『どんなにムカついても、相手にするべきではない。
わざわざ同じ土俵にまで降りてやる必要はない。同じレベルの者同士でしか争いは発生しないということを、昔から常々心に留めている。
腸煮え繰り返るような怒りを感じても、その喧嘩を買った時点で私も奴と同じレベルになってしまう 。
長男の同級生のママに、いつもわが家をディスってくる女性がいるんだけど、その喧嘩を買ったときは私が私ではなくなるときだと思っている。そんな醜い母親をわが子に見せることは永遠にない』(40代・小2のママ)
……と、静かに怒っていらっしゃるこちらのママ。大和男児的なスルースキルをお持ちです。
たしかに、争いごとは同レベルの者同士でしか発生しません。
反論しそうになったとき、ぜひ相手と同類になっても構わないのか?を振り返ってみましょう。
●(2)見下している人から見下されると、腹が立つ
『10代〜20代前半ごろまで、友人関係はもちろん、学校の先生や、親兄弟に対してもスルースキルなんてゼロだった私。煽られれば煽られただけ反撃してたし、その結果墓穴を掘って後悔することもしょっちゅうあった。
就職したてのころにその性格のせいで対人トラブルが起こり、やっと自分のスルースキルの低さに気づかされることに。なんとかせねば!と、これまでの自分を振り返った結果、他人を見下すクセが原因にある と思った。
見下していた人から見下されると、「なんでアンタなんかに!」