反撃したら負け? 対人ストレスを軽減するスルースキル活用法5選
娘を愛してくれている前提なら、時代錯誤のかわいがり方にも寛容になった方が精神衛生上良いと思う』(30代・年少児のママ)
子育てでのスルースキルですね。ママ世代とは異なる常識で子育てを経験した親世代との確執を、ハイレベルな悟りで乗り越えた姿勢には、母親として一皮剥けた強さが感じられます。
方法は時代遅れかもしれませんが、おじいちゃん・おばあちゃんが孫を愛していることに変わりはありません。
「今はそうじゃない!」とピリピリするより、「そんな人もいる」と寛容に受け止めた方が、育児でのストレスも減少するかも……。
●(5)相手をかわいそうな人だと認定する
『外で毒を吐いちゃうほど、生活が充実していない人なんだなあ と、相手をかわいそうな人認定する。というか、実際かわいそうな人だと思う。
誰かにイヤミを言いたくなるほど余裕がなくて、マウンティングしなくちゃいけないほど自信が持てなくて、相手の立場を気遣うなどの常識を教えてくれる人も周囲にいないなんて……。マジで気の毒です。
御愁傷様』(20代・小2のママ)
「かわいそうな人認定」は、よくあるスルースキル習得術の一つなのではないでしょうか。
生活や心に潤いや余裕がある人は、他人を攻撃する必要がありません。何かに満足できないからこそ、人は他人を落として悦に浸りたくなるのです。
ママ友や姑に腹が立ったシーンでは、反撃の前に相手を哀れんでみてはいかがでしょうか。
●スルースキルの活用でストレスフリーに生きよう
「言われっぱなしは腹が立つ」
「プライドが傷ついた」
「なんとかギャフンと言わせたい」
いつだって、女の敵は女。煩わしい相手に反撃したくなるのも無理はありません。しかし、本当にそのストレスは反撃することで解消されるのでしょうか?
ストレスをうまく受け流すことができれば、きっと今より生きやすいはず。
ぜひ自分なりのスルースキルを活用して、もっと快適な生き方を目指してみてはいかがでしょうか。
●ライター/木村華子(ママライター)
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