採用する気ナシ!? 復職希望のママを惑わす“カラ求人”の見分け方5つ
新生活も落ち着いて、そろそろ仕事を探そうかな……と思っているママはこの時期多いことでしょう。
復職希望のママが気をつけておきたいのが「カラ求人」や「釣り求人」といわれる悪徳求人広告です。
カラ求人とは、採用する気のない求人のこと。そして釣り求人とは、応募者を呼び寄せるためにある、実在しない高待遇の求人です。
なぜこんな求人が蔓延しているのかには諸説あります。
例えばハローワークでは、採用に至ると企業が助成金を受け取れます。そのため、求人広告を悪用して助成金を受け取ろうとする企業もあるのだとか。
これらの求人は、応募者側からしたら非常にイヤなもの。
できればうまく避けたいですよね。
そこで今回は、カラ求人の見分けかたを調査してみました。お仕事探し中のママたち、どうぞ参考にしてくださいね。
●(1)いつも出ているもの
いつまでも出ている求人票を、ハローワークで見かけたことはありませんか?
それはもしかしたら、ハローワークの掲載料が無料であることを悪用したカラ求人かもしれません。
『書類選考で落とされた企業。私を落としたあとも延々と求人を出し続けていた 。気になったのでその後もチェックしてたんだけど、結局1年半くらいずーっと同じ内容で募集してました』(20代女性/パート)
積極的に採用する気はほとんどないし、現状では欠員もない。
ただ、万が一すばらしい能力の人材が飛び込んできたら、採用しなくもない……そういった求人票もあるのがハローワーク。
応募する際には、それがいつから出ている求人なのか、いままでどれくらいの応募があったのかなどを確認したほうがいいでしょう。
●(2)とにかく大量募集のもの
派遣社員として長年働いてきた女性からは、こんな話を聞くことができました。
『「100名大量募集!」 とか書いてある派遣の求人とかは、たいてい“釣り”だったと思う。登録だけさせて、目当ての仕事は「人気でもう埋まっちゃったんですよね〜」。そして「そのかわり、こちらの案件はどうですか?」って、希望条件よりずっと下の仕事を紹介してくる。ほんと腹立つ』(40代女性/派遣社員)
派遣の登録やスキルチェックなどは、時間も交通費もかかって面倒なものです。こんな釣り求人におびき寄せられないためにも、あまりにも大量の人員を募集している広告は疑ってかかるべきかもしれません。
●(3)