現場が混乱中!? “幼保一元化”が進む幼稚園のメリットと問題点
幼保一元化とするなら、いろいろとシステムを変えていかないと負担が偏っていきます ね。働くママでも少ない負担で役員や行事の係りになれるように細分化するなど、改革が必要だと思います』(千葉県/40代ママ)
●保育のシステムを持った幼稚園を選ぶなら
このように、幼稚園に保育のシステムがプラスされたような園を選ぶ場合には事前の下調べが必須。
中には働きながら園を選ばねばならず大変なママもいるかもしれませんが、実際にその園に通わせているママに話を聞くのがベスト です。
子育て支援センターなど、ママが集まる場に出向くことで、上の子を通わせている、というママに出会える場合もあるのでしっかり情報収集しましょう。
『幼保一元化といっても、まだまだ新しい制度なので現場は混乱中 、という感じを受けます。幼稚園型は特に行事の多さなどがそのままだったり、予定が出るのが遅かったりして受け身ではいられず、保育園に入れているよりも圧倒的に大変 です。
祖父や祖母、夫の助けが必須の場合もあります。今の仕事につきながら通わせることができるのかよくリサーチしてください。
仕事量を調整せざるを得なくなる場合もあります』(神奈川県/30代女性・会社員)
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幼保一元化といっても、その現場ではスムーズに物事が進んでいかない場合も多いような印象を受けました。
これからもっと良い方向に変化していってくれるといいですね。
●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)
●モデル/藤本順子(風悟くん)