中途半端はヤメて! 家事・育児を手伝ってくれる夫への妻たちの本音
平日の夫の帰宅時間に妻の心中は悲喜こもごも。早く帰ってきて子どもたちのことをあれこれやってもらえるのは助かりますが、就寝前のバタバタしている最中に帰ってきて、子どもたちのペースを乱されるのも考えもの。
「帰ってこないで」とは決して言えない妻たちですが、「できれば寝かし付け前後1時間は帰ってきてほしくない」というのがホンネとして浮かび上がってきました。
●イライラした態度をとらないでほしい!
『子どもをあやしているのに泣き止まないからといって舌打ち、洗い物の食器を手荒く扱って割っておきながら、また舌打ち。そんな態度で手伝ってもらっても嬉しくないどころか、かえってストレスがたまる ので自分でやったほうがマシ』(40歳/6歳男の子、4歳女の子、0歳女の子のママ)
『疲れているのかもしれないけれど、小さな子どもに向かってイラついたりムキになったりしている姿は見ていて本当にイヤ。大声上げて子どもが萎縮して暗い雰囲気になるくらいなら、何もしないで静かにしていてくれるのが一番 』(37歳/7歳女の子、4歳男の子のママ)
パパの怒りっぽい態度については、「子どもへのしつけや叱りを自分のストレス発散の場にしないでほしい!」という声が続出。
せっかく育児に関わろうと思っても、そのときの気分で態度を変えたり理不尽に叱ったりして自分中心のペースに子どもを巻き込んでしまうことは、ただ子どもを混乱させるだけ。しつけも何もないですよね。
夫(パパ)が疲れているとき、心に余裕がないときのお手伝いは、妻(ママ)にとっては“ありがた迷惑”な場合も。そんなときは無理に関わろうとしないほうが得策といえます。
●まとめ
そのときの気分で手伝ってくれたりくれなかったり、やってはくれるけれどブツブツ不満が聞こえたり、「やってもらってる」「やってあげてる」の雰囲気が拭えなかったり。……そういうの、かえってストレスなんですよね。
こちらは、それらを毎日やっているんですから。イヤでもこの先ずっとやり続けないといけないんですから。
このコラムを読んで「耳が痛い!」と感じた、旦那さま、パパさんがた。やってもらえることは、体がとても助かります。
気持ちよくやってもらえれば、気持ちも軽くなります。お手伝いの際は、ぜひそのあたりを念頭に置いておいていただけると、奥様、ママさんの笑顔ももっと増えるのかもしれませんよ。
●ライター/NANARUKA(フリーライター)
●モデル/杉村智子