放っておくだけでOK!? 簡単にドライフラワーが楽しめる品種7選
こんにちは、ライターのNANARUKAです。
インテリアに落ち着いたアクセントをプラスするドライフラワー。
作り方にはシリカゲルで草花を埋めたり、グリセリン溶液や電子レンジを使ったりする方法がありますが、そこまでの手間をかけられない方は、 切り花で楽しんだあと早めに水から上げ、逆さにして放っておくだけでもOK!
乾燥剤や薬剤を使った方法に比べて多少の縮みや色あせはあるものの、飾りながら落ち着いた色味に変わっていく経過を眺めるのも、また優雅なひとときですよね。
今回は、フラワーショップで手に入れやすく、放っておくだけでドライを楽しめる品種をご紹介します。
●アジサイ(出回り時期:通年)
日本では梅雨の時期を彩る庭木としてメジャーなアジサイですが、ドライとなったその姿は不思議とナチュラル、カントリー、北欧テイストなどどんなインテリアにも溶け込みます 。
特にドライに適しているのは「秋色アジサイ」「アナベル」「ピラミッドアジサイ」などの品種。
筆者はこの3種のドライに成功したのち、水色の西洋アジサイでも試したところ、写真手前のようになりました。
縮みや変色も一部ありますが、予想以上にキレイな水色に仕上がりました。奥は「アナベル」の2年ものです。
●エリンジウム(出回り時期:通年)
花も葉もガクも、すべてがトゲトゲチクチクしているのですが、そんな尖った姿とクールな色味が相まって、花がもつ“ふんわり”としたイメージを覆すさまがとても魅力的な花で、季節を問わずインテリアをシックに彩ってくれます。
吊り下げているシルエットもまた美しく、ドライにしても尖った質感はそのまま で、シルバーがかったブルーも比較的長く残ります。
写真では、エリンジウム(中心)と冬に出回る品種をまとめてみました。
●ケイトウ(出回り時期:5~12月)
「鶏頭」の意のごとく、鶏のとさかに似た部分は茎が変化したもの。
そのベルベットのような質感と深みのある赤色やオレンジ色が、肌寒さを感じる季節にはぬくもりを感じさせてくれる品種です。茎は硬めで、乾いた葉や花がパラパラと落ちることなく扱いやすい ので、ドライにしたあとも好みの花器に挿したりスワッグにしたりとアレンジできます。
写真右上の赤いケイトウは昨年の冬の初めに仕上がったもの。もともとオレンジ色だった一昨年のドライ2本と、ピンクだった小ぶりのスプレーバラのドライを合わせました。