子育て情報『失敗しても平気? トイレトレーニング中の外出で気をつけたいポイント』

2017年7月25日 19:55

失敗しても平気? トイレトレーニング中の外出で気をつけたいポイント

子どもの場合は、心理的なストレスが身体症状に現れやすいともいわれ、不安が強まると頻尿になってしまうお子さんもいます。

そう考えると、ママがゆったりとした気持ちでお子さんにプレッシャーをかけすぎない ことがやはり大切だと感じます。

ママにとって大変な時期なのは十分承知しているのですが……できるだけ息抜きをしながら、ゆったりした気持ちでお子さんと向きあってもらえたらいいなと思います。

2つ目の準備は、洋服や下着の準備です。着替えを持って出かけたり、紙パンツを持参したりすると安心です。

ちなみに私はトイレトレーニング中の外出時は鞄がパンパンでした。ただ、私の安心が伝わったからなのか、備えたときほど使わないんですよね……(苦笑)。

これまで、万が一失敗したときの対応について紹介しましたが、成功したときにもお子さんのがんばりを十分に認めましょう!

ママやパパにがんばりを認められたら、お子さんは自信がつくと思います。


●おしっこの間隔を確認する

頻尿で困られている方へのカウンセリングでも行われる方法ですが、お子さんのおおよそのおしっこの間隔を把握しておきましょう(飲み物を摂取したときの間隔 もおさえておくとさらに安心です)。

もし、お子さんのおしっこの間隔が2時間だとしたら、最後のおしっこから2時間前後の様子を気にかけ、やさしく声をかけてみましょう。トイレに行ってから外出できたらさらに安心ですね!

●環境に合わせて、柔軟に対応する

外出先にトイレがあるかどうかを知っておくことも大切ですが、トイレの状態 もお子さんによってはかなり重要です。

たとえば、汚いトイレを嫌がったり自動で流れるタイプのトイレを怖がったりするお子さんもいます。

お子さんが嫌がったときに無理にさせると、そのことがきっかけでトイレを怖がったりパンツを嫌がったりするなど逆戻りしてしまうことがあります。

どうしても難しそうなら、外出のときは布パンツの上から紙オムツをしたり、パンツ型の紙オムツにしてみたり状況に合わせて柔軟に対応してみましょう!----------

いかがでしたか?今回は、トイレトレーニング中の外出で気をつけることについてご紹介しました。

ママとお子さんの外出がますます楽しいものになりますように!

【参考文献】
・唐田順子・森田明美(2007)乳幼児をもつ母親の子育てに関する困りごとや悩みごとに関する研究:児の年齢別、初経産別による検討東洋大学人間科学総合研究所紀要, 7, 249-263

●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)
●モデル/藤本順子(風悟くん)

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