2017年7月24日 19:18
赤字の補填はキケン? 夏のボーナスの賢い使い方と貯め方
普段から計画的に貯蓄に励んでいるという人も、急な出費でそれができないということもありますよね。
そんなときは、「今度のボーナスをかわりにあてよう」と思うこともあります。しかし、将来入ってくるお金をあてにするのはあまり良いことではありません。
いざもらえなかったときや金額が予想と違ったという場合に、家計が行き詰まる こともあります。「赤字の補填」という考え方は危険です。
そこで有効なのが、将来の貯蓄として前倒しで考えること。あらかじめ、将来貯蓄するであろう額をボーナスから引いておけば、できなかったときでも不安になることがありません。
もちろん、予定通りに貯金できた月はその分自由に使うことができます。
●(3)生活費とは別のもの
『ボーナスは将来をラクにするためのものという考えで使うようにしています。普段の給料は生活のため、ボーナスはプラスアルファの価値を生み出すためのもの。
自分のスキルアップのための出費が第一。ボーナス時期には金融商品などがキャンペーンをしていることもあるため、投資もします。あとは、保険料や税金などでまとめ払いをするとおトクになるものは、このタイミングで払ってしまいます』(30代男性/営業)
収入と考えると、生活費などと結びつけて考えてしまうことも多いですが、ボーナスは始めから無いもの と考えると、より有効な使い方ができるかもしれません。
自己投資のために使うのもそのひとつ。ボーナスを使って資格やスキルを身に付けることで、将来的なボーナス額のアップも期待できるかもしれません。
また、あらかじめ無いものと考えることで出てくる選択肢が、周りの人のために使うということ。
普段お世話になっている人や家族などに何かプレゼントをするのもいいですね。
気持ちの良い使い方は、自分のためだけに行った浪費よりよっぽど気持ちの良い思いをすることができるはずです。
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いかがでしたか?
最近では、特に女性を中心に「貯蓄疲れ」という言葉も出てきており、貯蓄に対して強迫観念のようなものを持つ人もいます。
そんな中、夏のボーナスは生活を豊かにするためのうれしい収入となるはず。貯めるだけでなく、うまく使うことで自分のためにもなるでしょう。「もったいない使い方をしてしまった……」と後悔することのないようにしたいですね。
●文/パピマミ編集部
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
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