命の危険も? 夏休み中に子どもだけのお留守番で注意すべきポイント
こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。
共働きが多いこの時代、小3までは夏休みでも児童館などに子どもをお願いすることができます。しかし、小4以上となるとそれもかないません。
子どもだけで留守番させることは不安になることでしょう。今回、特に注意したい点を5つ挙げました。
これは、事故だけでなく、体調不良などさまざまなことを考えての注意点ですので、ご家庭の事情を踏まえて、親子で相談する話のタネとしていただければと思います。
●防犯対策
夏場だと、玄関は戸締まりをしても窓が開けっ放しになっていたなんてことも少なくありません。
子どもが塾などで外出する際は、窓の戸締まり もさせるように注意します。
また、子どもの在宅時に訪問客があっても鍵を開けないことが大切です。
どうしてもの場合は、インターホンやチェーンロックなどを利用して対応することを徹底させます。
電話は留守電にして出ないようにさせるか、親の携帯に転送する機能を使って出させないようにします(子どもだけで留守番していることを悟られないようにするためです)。
【まとめ】
・窓もドアもしっかり戸締まりを
・対応できる場合でもインターホンやチェーンロックのみの対応が必須
・電話は留守電か、親の携帯に転送して子どもを出させない
●体のこと
暑い日が続くと、室内でも熱中症になってしまうことがあります。水分不足もセットと考えましょう。
アイスノンなどの保冷剤の使い方を教え、水分補給をするように話しましょう(ジュースではなく水やお茶などが望ましいですが、スポーツドリンクを用意しておくのもいいです)。
熱中症の初期症状(頭痛やぼーっとする、体が熱っぽいなど)が現れたときにどうするかを話し合って対処法を教えます。
書き記しておく のもいいですね。
【まとめ】
・熱中症予防の対策を話し合う
・体を冷やす物や飲料水の準備をしておく
●火のこと
火を使いたがる子どもが増えてきます。家庭科で調理を習ったり、理科の実験で火について学んだりしているからです。
しかし、火は火事を起こしてしまう原因となるものです。留守番時には火を使わせない(コンロも不可)ようにします。マッチなど火を起こすものについても家に置かないようにしましょう。
火事は、家も家財道具も命も奪います。また、他人にも迷惑をかけてしまう危険なもの です。