家庭崩壊しちゃう!? ブラック企業で働く夫への本音と転職サポートのコツ
と夫を笑う始末。こんな上司のもとで働く夫が不憫でなりません 』(33歳女性/2歳女児のママ)
長時間労働がなくならない理由の一つに、前時代的な労働思想を持つ人たちの存在が挙げられます。
彼らは自分の若い頃の経験を軸にして物事を考えるため、現在では“ブラック”と言われているようなことも平気で部下に押し付けます。
この方の夫の上司はまさにそのタイプのようで、とくに用事もないのに無理矢理会社に残したり、休日に出勤させたりするそうです。
●(3)宅配業者はやっぱりブラック!?
『うちの夫は某大手の宅配会社で働いていますが、残業時間が本当にすごい。定時は5時半なのに、帰宅するのは11時。最近は世間で騒がれ始めたからようやく残業対策やってるみたいだけど、まだまだブラック。給料はそこまで悪くないけど家族の時間が取れないので転職してほしい です』(37歳女性/5歳男児のママ)
最近、過酷な労働環境が世間で騒がれている“宅配業界”。
会社によってはこれまで未払いだった残業代を支払ったり、残業対策をしたりしているようですが、まだまだ労働環境が改善されたとは言いがたいようです。
この方の夫も例にもれずブラックな環境で働いているようでですが、家族の時間を確保するために転職してほしいと思っているそうです。
●夫をブラック企業から転職させるために
経済的な事情や、年齢的な事情から夫の転職が難しいという人もいるかと思いますが、多くの人は夫を転職させたいと思っている人が多いでしょう。
夫をスムーズに転職させるには、妻のサポートが必要不可欠です。
●(1)転職のための雑務は妻が担ってあげる
転職には履歴書が必要となります。きちんと履歴書を書こうとするとそこそこの時間を確保しなければならないため、ブラック企業で働いて忙しい人にとっては億劫に思える作業です。
そのため、履歴書の下書きだけ夫に書かせて、清書は妻が担当してあげましょう。それだけで“履歴書を書く”という心理的ハードルが下がります し、時間の短縮にもなります。
その他、転職にまつわる雑務で妻が担当できそうなことはやってあげましょう。
●(2)一緒に転職先を探してあげる
ブラック企業で働く人は、自力で転職先を探す時間がない人がほとんどです。ある程度時間が確保できたとしても、心身ともに疲れているため乗り気になれないという人も多いでしょう。