プレッシャーになる!? “女性の社会進出”推進に違和感を感じる声3選
社会が認めてくれないだけで、専業主婦だって立派に社会貢献していると思うし、輝いていると思うのに、なんだか悔しいです』(30代女性/専業主婦)
どうしても働く女性や産後に仕事復帰をして活躍する女性が注目されがちですが、専業主婦だって立派な労働です。
にも関わらず、その頑張りが認められないどころか、共働き家庭が増えてどんどん肩身が狭くなる一方……。専業主婦であることが怠けているかのように揶揄されてしまうことすらあります。
本来、自分がどのような人生を歩みたいかは自分で好きに選択していいはず。しかし、「女性の社会進出」を奨励する動きが大きくなればなるほど、“専業主婦”という選択肢は選びづらくなってしまうのではないかと不安に思う声もあるようです。
●(3)女性にどこまで頑張らせるのかと呆れてしまう……
『女性が活躍できるように働きやすい環境を作っていくとか言っても、結局はこれから人口がどんどん減っていくから、労働力を確保するために女性にも男性と同じように家事・育児をこなしながら社会でバリバリ働いてほしいってことですよね?
「子どもをたくさん産め」「社会に出てバリバリ働け」って、女性をどれだけ過酷な状況に追い込もうとしてるの? と呆れてしまいます。私には今子どもが二人いますが、主人の帰りは深夜近いため、家事や育児はすべて私がやっています。それなのに仕事まで管理職を目指してバリバリ働けなんて言われたら、とてもじゃないけどムリですね』(40代女性/パート)
少子高齢化が進んでいる影響で、女性にはたくさん子どもを産んでもらいたい、将来の労働力としてどんどん活用していきたい、という思いが見えてしまうからこそ、「女性が活躍しやすい社会に」と言われても素直に受け止められない、という人も多いようです。
また、女性に社会に出て働いてもらいたいのであれば、男性の労働環境(時間外労働時間の大幅な短縮や育児休暇の積極的な取得など)も整えていく必要があります。
そうしないと、結局夫の帰りが遅いため家事も育児も女性がこなし、なおかつ社会でバリバリ働かなければいけない……という状況に陥ってしまいかねないからです。----------
「女性」と一括りにされてしまうことに嫌悪感を抱く人は多いようですね。
多くの女性が働きやすい環境や社会を作っていってもらえるのは大変喜ばしいことではありますが、すべての女性に「バリバリ働け」