損得で決めてイイ? 苦手な友達と距離を置くコツと得られるメリット
“どんな友達と付き合うか”というのは、本人だけが決めることのできるものですね。
たとえ周囲に反対されようとも、気の合う友人がいるということは何ものにも代え難い大切なことであると言えます。
しかし、中には付き合いを継続するなかで、 「思っていた人とは違った」「以前とは変わってしまった」というように違和感を持つこともあるはず。
とはいえ、いったん仲の良い関係になってしまうと、距離を置くことを躊躇してしまうこともあるでしょう。完全に縁を切ってしまうというのも考えものです。
今回は、苦手になってしまった友達とうまく距離を置くためのコツなどをご紹介します。
●友達と距離を置くべきかの判断基準
友達に苦手意識を持ってしまった原因は何でしょうか?
どうしても許せない決定的な出来事があった場合はもちろん、徐々に壁を感じるようになったというような場合でも、まずは“距離を置きたくなった原因”を明確にするようにしましょう。
感情的になってしまうこともありますが、一度冷静になって、それが本当に自分にとって許せないことなのか判断すべきです。
なお、ここで基準となるのは、“自分にとってメリットのある人かどうか”ということ。
これは数字で測れるような損得勘定だけでなく、一緒にいることで自分が「安らぐ」「楽しい」などプラスの感情を持つことができるか という点も重要です。
相手との関係性や周囲の評価などはいったん忘れて、自分を中心に考えてみましょう。
一見、わがままで自分勝手な考え方のように思えますが、一方的に愛情を向ける関係は長続きさせることが難しいと言え、結局は何かしらのメリットが必要になってくる のです。
ただし、現時点では負の感情が大きかったとしても、時間がたつことで相手を許せてまた良好な関係性を築くことができることもあります。
そのため、相手との関係を完全に破壊してしまわないような距離の置き方が重要になってくるのです。
●友達と上手に距離を置くコツ
●(1)2人きりにならない
2人きりで会ってしまうと、心の距離が近くなりやすく、より深い話をしてしまいがち。
仮に親密な態度を出さないようにしても、相手が苦手意識を持っていなかった場合、会話が相手のペースになりやすく 断わりづらい雰囲気となってしまうでしょう。
なお、どうしても2人きりで合うことを断われない場合には、当たり障りのない会話に終始するよう務めましょう。