子育て情報『あらゆる人を受け入れて育つ!国際バカロレア教育とは』

2017年10月31日 17:18

あらゆる人を受け入れて育つ!国際バカロレア教育とは

他の人々や集団の意見にも積極的に耳を傾け、協力し合あうことができる人になりましょう。

●⑤信念を持つ人であれ!

誠実、正直で、公正な考えと正義感を持つ人になりましょう。

全ての人や社会が持っている尊厳と権利を尊重して行動する人になりましょう。

自分の行動と、それによって生じる結果に責任を持つ人になりましょう。

●⑥心を開く人であれ!

自分自身の歴史や文化、個人的な経験の価値を正しく理解、尊重し、なおかつ他の人々や地域社会の持つ価値観や、文化、伝統、考え方にも心を開く人になりましょう。

常に他の人の多様な視点や意見に耳を傾け、価値を認め、その経験から成長できる人になりましょう。

●⑦思いやりのある人であれ!

他の人の気持ちを思いやり、共感を持ち、尊重できる人になりましょう。

他の人の生活や取り巻く環境を良くするために役立つため、積極的に行動、奉仕し続けることのできる人になりましょう。


●⑧挑戦する人であれ!

今まで経験のなかったことや、答えの見えない不確実な状況に対しても、勇気を持って挑戦する人になりましょう。

今まで誰も思いつかなかった方法や考え方を編み出し、失敗を恐れず、快活に難題に取り組める人になりましょう。

●⑨バランスの取れた人であれ!

自分と、周囲の人々が幸せであるためには、知性、体の健康、そして心がいずれも大切であり、それらをバランスよく保ち続けることが重要であることを理解し、実行できる人になりましょう。

自分が、他の人々や世界と相互に依存し合って生きていることを理解できる人になりましょう。

●⑩振り返りができる人であれ!

自分自身の学びや、経験を思慮深く見つめ直し、反省できる人になりましょう。

自分の長所や短所をよく理解し、今後の学習や成長に役立てることができる人になりましょう。

●成長の過程によって変わるテーマ

国際バカロレアプログラム、10の学習者像は、学校現場で実際にどのように子どもたちに伝えられていくのでしょうか。国際バカロレアプログラムでは、テーマは子どもたちの年齢や成長過程によって適切にアレンジが行われます。


例として、①の「探求する人であれ!」という学習者像のケースを見てみましょう。

「何事にも好奇心を持ち、探求、調査研究するためのスキルを磨き、学ぶことを生涯に渡って積極的に楽しみ続けることができる人になる」

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