子育て情報『離乳食期に大事!?赤ちゃんにつかみ食べをさせ続けた結果』

2017年12月19日 17:18

離乳食期に大事!?赤ちゃんにつかみ食べをさせ続けた結果

離乳食期に大事!?赤ちゃんにつかみ食べをさせ続けた結果

三つ子の魂百まで…という言葉があるように、3歳までの経験は脳の発達に重要な影響を及ぼします。

食事に関しては1歳ごろからはじまるつかみ食べが発達のキーポイントとなります。

なんとなくつかみ食べは大事…と聞いたことがあっても、具体的にどんな影響があるのか知らないことが多いもの。

今回は、つかみ食べのメリットと、つかみ食べをさせ続けた姉妹のエピソードをご紹介します。

●つかみ食べのメリット

①目でものを確認し、つかみ、口に入れるという動作そのものが大切

大人からすると、「つかみ食べ」というものは単なる動作のように思えますが、急激に脳が発達する赤ちゃんにはこのつかみ食べという動作がとても重要な行為。

目で対象のものをしっかり確認し、手を伸ばしてつかむ。

そして、それを自分の口までもっていく、という流れの動作を繰り返すことで、赤ちゃんにたくさんの刺激を与え、発達を促してくれるのです。

②スプーンやフォークなどの食器への意欲も増す

つかみ食べを十分にさせることで、その後のスプーンやフォーク、はしなどへの興味も持ちやすくなります。


手づかみ食べで繰り返した経験で、カトラリーを使って食事をするのもスムーズに 行えることが多いようです。

③少食、偏食をふせぐ

0、1歳児の赤ちゃんが自分で食べたいものを選び手に取って、自分で口に入れ自分のペースで食事をすることは、とても有意義な経験。食事は楽しい時間以外の何物でもなく、食事への意欲をはぐくむ機会 になります。

食事=楽しい時間と赤ちゃんに刷り込まれ、多くのママが悩む少食や偏食の予防第一歩 となります。

④食べ物を手でつかむ刺激で様々なことを学ぶ

大人は食べ物をカトラリーを使って口に運ぶので気づきにくいのですが、赤ちゃんはつかみ食べによって食材のかたさや柔らかさ、触感、温度を手指を通して感じ 取り、学んでいきます。

そして、はじめは詰め込みすぎたり熱すぎるものを口に入れてしまったり失敗しながら、自分の一口分の量や口に入れる適切な温度を学んでいきます 。

豆腐は優しくつままなければ口に入れられないし、熟した甘い果物も、上手につかまなければ、つるっとすべって落ちてしまいます。たかが一度の食事でも、つかみ食べをさせることで赤ちゃんはたくさんのことを学んでくれるのです。


●【つかみ食べさせやすい食べ物】

・野菜スティック
やわらかく蒸した野菜をスティック状にカットします。

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