逆に太りたい!産後痩せてしまったママがすべき対処法
なるべく夏でも温かい物を飲むと良い と言われ、実践することに。
→私は白湯・ほうじ茶・ハーブティー などを飲んでいました。胃腸が元気になれば食欲も湧き、1回の食事で食べられる量も増えるとアドバイスされました。
・お惣菜や食材の配達も利用し、食事の準備を簡単に
赤ちゃんが寝ている間にたまった家事をこなし、食事の支度まで完璧に行うのは難しいと思います。いざ食事ができるとタイミング悪く子どもは起き、お世話に追われるという負のスパイラルも。
そうこうしていると、自分の食事なんてどうでもよくなりませんか?
産後やせでお悩みの方は、部分的に手抜き をして、自分の食事をなるべくすぐに食べられる工夫が大切だと思います。
対策の効果とその後の状況
1日4回の食事は体重の増加にとても役に立ち、またしっかりと食べることによって、気力と体力が回復 したようです。実際に数値として現れたのは、産後10カ月のときでした。
ようやく妊娠前の体重に戻ることができ、赤ちゃんと公園へ出かける活動的な日々を送るようになりました。
「体重の減少が止まって、自分のベスト体重に戻る」という状態が目標であったため、ここで1日4回の食事の対策はやめることにしました。
この時期から、母と子一緒に通うことができるリトミックや体操教室 に積極的に参加することで、適度に運動していく方向性へとシフトしていくと良いと思います。
食事の回数は元に戻す
運動でカロリーを消費(軽い有酸素運動など)
食事をおろそかにせずにしっかり摂取する意識
→ただ太るのではなく、健康的に体重を増加させることにつながります。
継続の重要性
産後5年が経過し、筆者の体重は妊娠前プラス1キロ というラインで落ち着いています。ただし夏場になると食欲低下によりまたやせてしまうことがあります。
適度な運動とバランスの良い食事、温かい飲み物での水分補給の継続をおすすめいたします。
母業はやはり「身体が資本」 です。
お産や育児でやせてしまいがち、という方は特に自分の身体を意識的・継続的にケアしていく必要がありそうですね。
●出典
・『産後ママの心と体がらく~になる本』赤すぐ編集部・著/大原由軌子・イラスト
・妊産婦のための食生活指針―「健やか親子21」推進検討会報告書―厚生労働省(平成18年)母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで
●ライター/あしださき
●モデル/倉本麻貴