1人で抱え込まないで! 妊活中に少しでも気が楽になったエピソード
生理がくるたびに悲しい気持ちになり「私は女として機能してないのかな? 」と自己嫌悪に陥ることも。また「自分のせい?」と夫に対しても申し訳ない気持ちになってしまったり…。いろんな意味で妊活中は情緒不安定になりがちです。
そんな時に夫からの優しい言葉はなによりの救いに。初心を思い出させてくれる「子どもが欲しくて結婚したのではなくて幸せになるために結婚した」という想いは二人共同じなはず。
それなのに子どもを授かることに必死になりすぎて全然幸せではない、では本末転倒 なのです。また「夫のためにも自分を大切にしよう」と不必要に自分を責めることもやめられます。
夫の優しい言葉で子どものいない人生でもいる人生でもどっちでも幸せだな、と思えるようになりその後に妊娠したというママも。
妊娠に執着しすぎるのは逆によくないよう。
辛い気持ちを思いっきり吐き出してみる
辛い時は辛い気持ちを発散しましょう。抑え込むのではなく、ただ辛いと自分を慰めてあげる状況を作ってあげることで楽になったという話も。
『不妊治療中に病院で仲良くなった友人。お互いなかなか授からず「でもウチら大変な不妊治療、頑張ってるよね 」と褒め合いっこ』(20代女性/美容部員)
『ダメだった時は、我慢せず声をあげておもいっきり泣く。気持ちを発散させることでその後ポジティブな気持ちで頑張ろうと思える』(30代女性/金融)
同じ妊活で頑張っている友人との会話は心をほぐしてくれます。
妊活の辛さは当事者でないとなかなか他人にはわかってもらいにくいのです。自然妊娠した友人からは「私なんて大丈夫と思っていた日にできちゃって、予定外でさー」なんてサラリと言われるだけで傷つくことも。
不妊治療中は孤独で誰からも褒めてもらえない寂しさもあるけれど、共感し合える人と時間を共有するだけで大きな励み に。同じ苦労をしている者たちで集まって話すとそれだけで辛さも半分になったような気分に。
またそういう友人がいなくとも、悲しい時は思いっきり泣いたり、夫に愚痴ったりと気持ちを押し殺さず発散させることは重要。辛い時は辛いで大丈夫、と現状を否定せず受け入れることで、次へのポジティブな気分を引き出してくれます。ふさぎ込みがちになってしまう妊活中だからこそ、リセットする方法を実践してみてはいかがでしょうか?
気持ちの持ち方を変えることで妊活に悔いなく取り組みたいですね。
●ライター/とも
●モデル/杉村智子