兄妹仲良く育てるためには? ママが気をつけるべきポイント
「赤ちゃんを特別扱いしてる」と息子が思わないように 、です。
●声のトーンに注意
話しかただけではなく、声のトーンにも注意が必要 。赤ちゃんに対しては声のトーンが高くなりがちですが、上の子もしっかり見ています。話しかけかただけでなく、声のトーンが同じになるように気をつけました。
●「お兄ちゃんでしょ」はNG
少しずつ大きくなってくるとケンカも増えてきます。でも「お兄ちゃんなんだから」「お兄ちゃんでしょ」という言葉は絶対使ってきませんでした。
好きでお兄ちゃんになったわけじゃないのに 、勝手に「お兄ちゃん」として我慢させてはいけません。ケンカになったときも頭ごなしに上の子を怒らず、きちんと理由を聞いた上で冷静に叱るようにしています。
『とにかく兄妹平等に』 。私が2人を育てる上で一番気をつけてきたポイントです。
兄妹の愛情を言語化する
息子が娘に何か優しいことをしてくれたとき、誉めるだけではなく一言付け加えるときがあります。
それは「○○ちゃん(妹)はやさしいお兄ちゃんがいてうれしいね〜」「○○ちゃんは本当にお兄ちゃんが大好きだね〜」と兄妹間の愛情を言語化 することです。
兄妹間でもなかなか「好き」という言葉を口にするのは恥ずかしいよう。そこで小さい頃からママが「お兄ちゃんは妹が好き」「妹はお兄ちゃんが好き」と直接口に出して伝えることで、より愛情が強まったようです。
最近では兄妹ケンカになったとき、娘が泣きながら「○○ちゃんはお兄ちゃんのこと大好きなのに!」と怒りながら愛を伝えていました(笑)
これには息子も怒りを一瞬忘れて嬉しかったようで、すぐに優しく対応していました。
兄妹の愛情を口に出して分かりやすく伝えることで、より仲良く過ごしていけるようです。
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兄妹がいると怒るときや誉めるとき、悩んでしまうことがあります。
私がとにかく心がけたのは「平等」。愛情も接しかたもすべて平等に。
家族がいつまでも支えあって生きていけるように、小さい頃から育てかたには気を配ったほうが良さそうですね。
●ライター/横山かおり
●モデル/貴子
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