ICT教育について正しく理解してる?3つのメリットと注意点をご紹介! │ パピマミ
さらに、デジタル機器は非常に高価なので、家庭の収入差によるデジタル機器を取り扱う機会に差がありましたが、ICT教育を受けることによりすべての子ども達が平等にデジタル機器を身近な存在にできるようになるのもメリットの一つです。
仕事の自動化やビッグデータの取り扱いなど、今後益々デジタル機器を使った仕事が増えていくことが考えられており、ICT教育はそんな状況になっても対応できるような教育が期待できるのです。
ICT教育の注意点
生徒の理解度を深めたり教師の負担を軽減させたりと、ICT教育には大きなメリットがあります。
しかし、ICT教育は大きなメリットと同時に、注意したほうが良いこともあるのです。
ICT教育で注意しておきたいことは、主に以下の3つです。
時代とともにトレンドが変化するVDT症候群になる可能性がある想像力が低下する可能性もある
子どもにICT教育を受けさせたいのならば、情報収集してよく注意しておきましょう。
●時代とともにトレンドが変化する
デジタル機器や情報通信技術というものは、進化が非常に早いです。
つい最近出たデジタル機器や技術でも、数年後には古くて誰も使わなくなっている可能性があります。
せっかく学校で習得したことや慣れた端末がトレンドではなくなり、将来役に立たない知識や技術になるかもしれません。
そのため、ICT教育を受ける際はトレンド色の強い知識や技術だけではなく、ワードやエクセルなど凡庸性が高い教育も受けることをおすすめします。
●VDT症候群になる可能性がある
デジタル機器を使いすぎると、VDT症候群になる可能性があります。
VDT症候群とは、パソコンやスマートフォンのディスプレイやキーボードの使いすぎで、肉体的・精神的に疲労をすることで起こる症状です。VDT症候群には、以下のような症状が確認されています。
眼球……ドライアイ、視力低下、頭痛体……肩こり、腰痛、手のしびれ精神……イライラ、耳鳴り、頭痛
VDT症候群を予防するためには、連続作業時間を60分以内にして定期的に休憩をするようにしてください。また、正しい姿勢で作業することも重要です。
ICT教育を取り入れる場合は、自然とパソコンやスマートフォント接触する時間が増加しますので、子どもがVDT症候群にならないように常に注意してあげましょう。
●想像力が低下する可能性もある
ICT教育では、視覚から得られる情報量が非常に多くなります。